【呪術廻戦】娘溺愛悟パパ【五条悟】 (ページ10)

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そのじゅうページ10

一年ぶりか、五条さんのお子さんを預かった。
相変わらず任務で忙しくしてらっしゃる。
性格はクソですが学生時代からお世話になっていた先輩のお子さん、Aは容姿こそ五条さんの生き写しですが、この子の心はあったかい。

七「A、大人しくいい子にしてました。偉いですね。今日はチョコレートの飴をあげましょう。
あの時計の針が12を過ぎたら、あなたのパパがここに来ますよ」

『ななみさん、ありがとう！
...あのね、ずっとききたかったことがあるの』

七「どうしました？おっしゃってください」

『あのね、わたしのぱぱはね、すっごくつよくてやさしくてかっこいいの。
でも、ようちえんのおともだちがね、ままはいないの？っていってくるの。わたしのままは、どんなひとなの？』

衝撃的だった。
Aの母親、もとい五条さんの妻に関して、五条さんから聞いてはないが、察しはついていた。
そしてAは、どこかであの人と定期的に会えているものと思っていた。

七「あなたのママですか...そうですね。
とても明るくて、真面目で、無邪気という言葉が似合う方...ですね」

『まま、どこかにいるの？！
わたしね、ままにあいたいの！
ぱぱもだいすきだけど、ままもいっしょにくらしたいの！』

七「きっと、会えますよ。
Aのママは、あなたのことを一番大切に思っている人ですから」

『そうなの！じゃあ、まつ！
あ、ななみさん、このおはなしはぱぱにないしょだよ！』

この子はどこまでいい子なのだろう。
口のそばに人差し指を当てる、その姿。
きっとこういう気の遣い方、仕草は五条さんではなくあの人に似たのだろう。
私はAの母親が誰か見当はついていますが詳細を知らないため、Aを安心させる言葉をかけてやれない。
歯痒いですが、これはきっと父親の仕事でしょう。
そう思い、五条さんに任せることにした

＊
全然出せなかったナナミンも実はたまーに子守してます。任務ないとき。
Aちゃんは恵が大好きなので心配させると思ってしばらくママの話題聞けなかったみたいです
きっとナナミンは大人だから大丈夫と確信したんですね