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そのさんじゅういち ページ31

起きたら、真っ暗だった。

ベッドの時計を確認すると、もう20時。
さすがに遅すぎじゃない...?寂しいんだけど。
とりあえず水でも飲もうと寝室を出たら、光の先に2人の姿があった


『パパ!お誕生日おめでとう〜!!明日だけど!』

夕月「全然起きなかったよね!ドッキリ大成功!」

悟「...え、あ。僕明日誕生日か...!
ありがとう...どうしよう、嬉しすぎて僕死ぬかも」

『それ毎年言ってるじゃん』

夕月「明日任務あるでしょ?だから前倒しお祝い!」


2人とも何故かドヤ顔なのは置いておく。

光に目が慣れてくると、見たことのある光景が広がる。
リビングは華やかに装飾されて、僕の大好きな甘いものばっかり並んだテーブル。

毎年誕生日忘れて同じこと言っちゃうけど、今年に限っては本心だった。
現実的に考えると、来年からは親子3人で必ず過ごせるとは言い切れないから


『私来年から寮だし、すぐ任務入るだろうから家族揃ってお祝い出来る機会減りそうだし...
だからね!今年はケーキ全部ママと手作り!どう?』

悟「ん、おいしい...!」

夕月「あ!A、パパ泣いてるー!」

『ほんとだ!泣いてる間に3人で写真撮ろー!』


自分でも笑えるくらい泣けてきて。
Aと夕月も泣いてる僕をからかいながら、涙を浮かべてた


悟「大切に使ってくれてありがとね」

『...当たり前じゃん。このチェキは私の宝物だから』

夕月「パパみたいに無敵で老化しないね〜」

悟「僕ってば相変わらずグッドルッキングパパだよね。最強だし。

2人とも、本当にありがとう。
Aちゃんの誕生日は毎年絶対祝うからね!!」

『あ、ママが拗ねてる』

夕月「私の誕生日は〜?」

悟「当たり前でしょ。ほんと可愛いんだから」

『お二人とも〜?娘の前でイチャイチャしないでくださーい』


これからAには呪術師として、たくさんの試練が待ってるだろう。
僕が守ってあげられない日も来るはず。

でも、今だけは、僕たちは間違いなく普通の家族で、きっと誰よりも幸せだから。



おわり




最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!!
その後の小話をアップしたら完結とします!


↓短編集もよろしくお願いします〜!
【呪術廻戦】あまあま短編集

http://uranai.nosv.org/u.php/novel/2efbc5a9111/

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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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かしわもち - 家族三人の幸せと、夢主&恵が結ばれますように。 (2022年11月24日 11時) (レス) @page32 id: b0321227c9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みう | 作成日時:2021年4月27日 17時

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