聖杯戦争、開幕 14 ページ15
「ふあぁ…」
立香は寝巻のまま、欠伸をしながら階段を降りた
久しぶりに自身のベッドで寝た。懐かしくてよく眠ってしまい、起きた頃には9時になっていた
「お母さんおは＿＿」
「おはよう、マスター。よく眠れたみたいだね」
「………え、エルッッじゃなくてランッ…ていうかなんで！？！？」
ベランダに行くと、そこにはエルキドゥのみならず、イシュタル、ドレイク、燕青、マーリンまでもがいた
しどろもどろとして理解の追いつかない立香に、面白そうに笑いながらアーサーが言う
「あの方なら、マスターの起きる少し前に家を出たよ。ほら、ここに置き手紙があるだろう」
テーブルの上を指さす。そこには1枚の紙切れが置いてあった
そこには『夕方には帰ります』と書かれていた
「なんだ〜…そうならそう言ってよ…」
「言おうとしたけれど、マスターが僕の顔を見るやいなや慌てふためくから」
「ご、ごめん…」
いいよ、とエルキドゥが優しく微笑む
やっぱりほかのサーヴァントもそうだけれども、エルキドゥも格段笑顔が胸に来る。娼婦であり、巫女であるシャムハトの姿をしているからだろうか、とても綺麗である
「みんな、席に座って。
アーサーが呼びかけると、皆はそれぞれ椅子に座る。アーサーはそこにベーコンエッグとトースト、そして付け合せにサラダを出した
「お、美味そうじゃないか！」
「こらライダー。すぐがっつく前に言うことがあるだろう。マスター」
全員の目が立香に集まる。彼女の合図で食べ始めるつもりか、大したことではないんだけどなあ…
「えーと、聖杯戦争が始まって、こうやってゆっくり食べる時間は、もしかしたら今日だけかもしれない。だから、よく味わって、仲良く、食べよう」
立香が手を合わせる。みんなもそれを真似て、手を合わせた
「いただきます」
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幻想彼岸桜 - 初めまして！凄くおもしろいです！カルデアから連れてってるメンバーがもう、最高すぎて、ほんと、好きです←更新とても楽しみにしています！頑張ってください！！あと、文才分けてください← (2018年5月2日 2時) (
レス) id: c7d5f2986a (このIDを非表示/違反報告)
かかお(プロフ) - Kagariさん» 私の好きな鯖を選んでいたので完全にこれ読む人偏るのでは！？と思ってたので安心しました！！ 私もプーサーもマーリンもドゥも大好きでドゥに限ってはLv100にするくらいです笑 そう言っていただけて大変嬉しく思います！アサシンくんとってもかっこかわいいので是非！ (2018年4月4日 14時) (レス) id: 5132762bda (このIDを非表示/違反報告)
Kagari(プロフ) - 俺得メンバーありがとうございます！！プーサーとマーリン、エルキドゥ大好きなのでとても嬉しいです。お話もとても面白いし、ウチのカルデアにアサシンの縁はまだ無いのですが、このお話を読んで早くお迎えしたくなりました。次の更新が楽しみです。長文失礼しました。 (2018年4月4日 11時) (レス) id: 770035d039 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かかお | 作成日時：2018年3月29日 3時
