俺様の彼女紹介してやる(大神晃牙)

好物 ページ6

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.好物には目がない




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それはとあるデート先での事





「ねぇ！晃牙！クロワッサン食べたい！」





手を繋いだまま指先をパン屋に向けて隣で跳ねている





大「あぁん? クロワッサーン?」





「あそこのクロワッサン美味しいの！ 行こう！」





大「はぁ？「ねぇいいでしょ..お願い..」



わっーたよ行けばいいんだろ」




今回も彼女のねだりに負けてしまった、いや、



あいつがあんな顔で見上げて来るのが悪いんだからな

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店内に入れば外にいたときよりパンの匂いがする。


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お目当ての物を選んで受け取り、席に座る






目の前ではクロワッサンを幸せそうに頬張る彼女





「んん〜おいひ〜



やっぱりここのクロワッサン美味しいなぁ



晃牙何でそんなに見てるの？欲しいの？」






あげるよと言ってもう一つのクロワッサンを俺に渡してくる





俺は彼女を見るだけで幸せだけどな






大(お、こっちの方が美味しそうだな)







渡されたクロワッサンを無視し







彼女の肩を掴んで顔を寄せ唇の恥に付いていたチョコを舐めとる






大「ん..甘、美味しいな」





そこには赤面をして口が開きっぱなしの彼女






「や、やられた..




晃牙のばか..」






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食べ物に釣られていると不意打ちに対し遅い彼女

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