★９７★ ページ49
和「しよお〜」
翔「は〜い、お耳、診てもいいの？」
和「いぃ」
智くんの膝の上に頭を乗せて両耳を診た。
翔「和ちゃん、大丈夫だね、終わり」
和ちゃんにだけ聞こえるように、「風邪が治ったら、和ちゃんの好きなもの
買おうね」と伝えた。
和ちゃんは、ニッコリ笑った。
待っている約束だから潤ちゃんとともくんには声をかけないでおく。
しばらくすると、潤ちゃんが動き出した。
潤「翔ちゃん、潤ちゃんも・・・」
翔「うん？潤ちゃんも診ていいの？」
潤「うん、ま〜くんきて」
雅「うん、どこにいたらいい？」
潤「抱っこして・・・ほし」
翔「いいよ、ま〜くんと向かい合わせで抱っこしてもらって」
ま〜くんに抱っこしてもらった潤ちゃん。
翔「そのままね、パパの方を向いて、
次、反対ね〜」
潤「終わり？」
翔「終わったよ」
潤ちゃんにも「風邪が治ったら、潤ちゃんの欲しいもの買おうか」ってこっそり伝えた。
潤ちゃんも大丈夫だった。
潤ちゃんが終わったのを見たともくんも、
とも
「翔先生、ともくんも」
翔「は〜い、診てもいいかな？」
とも
「パパの膝で」
翔「じゃあ、そのままゴロンして、
右終わりね〜はい、左も終わり」
翔「ともくんも大丈夫だよ、耳、赤くなってないからね」
父「よかったね〜」
とも
「ねぇ〜パパ、ともくん欲しいものある」
父「えぇ〜またぁ」
母「そうよ、今度は何〜？」
とも
「それは、お家帰ってから言うもん・・・
いっぱいがんばったよ〜」
潤「翔ちゃん、潤くんと和くんもいっぱいがんばったよ〜
ごほうび〜」
翔「どうしようかなあ、さっき、耳を診たの痛かった？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 134人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ばるこひめ | 作成日時：2020年11月9日 6時
