～陽のあたるリビングで２～ (ページ22)

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翔「ご心配でしょうけど、お預かりしますね。適宜、診察して
必要なら処置させていただきますね。
とりあえず、点滴はしますね。
あとは、ラインで報告させてもらうので安心してください。
翔先生で泣かせることになりますけど、そこは許してくださいね」

智・雅
「頼りないですけど、お預かりします。
ジュース、うちもこれなので大丈夫です。
なるべく、ともくんの希望に添えたらいいですけど、
辛い思いをさせるかも。
先に謝っておきます。すみません。
でも、泊まりになってもいいので、お母様もお大事にして
あげてください。
くれぐれも、安全運転でお願いします」

ご両親
「本当にありがとうございます。よろしくお願いいたします」

ご両親はともくんに
「ばあば、見てくるね、しんどいけど、みなさんいてくれるから、
いい子で待っていてね」と声をかけた。

離れないかなと心配したけど、
「うん、待っている。ばあば、いたいいたいだから、
もう一回だけ、よしよししてほし・・・(泣)」

「いいよ～。いい子だもんねぇ～」とよしよしして、
ぬいぐるみをそばに置いて、枕を変えた。

「お願いします」ともう一度、言われて玄関へ。

父「あの、これコンビニの物で申し訳ないんですけど、
皆さんで」と大量のスイーツとかゼリーを差し入れてくださった。

「スタッフの皆さんにも・・・」と。

翔「ありがとうございます。みんな喜びます」

母「翔先生、とも、今オムツなんです・・・
調子悪いと、間に合わないことがあって。
昨日の夜も一回。私たちと離れるし、また間に合わないと
思います。オムツ交換なんて本当に・・・すみません」

翔「もう、お父さんもお母さんも、謝るのは禁止です(笑)
今、潤くんも同じ状況ですし、和くんも使っていますから、
二人は何とも思いませんよ、私より上手に交換してくれます、
安心して出発してください」

それでも、お母さんは
「大きくなって量も多いので、念のために防水シーツを
入れているので、敷いてもらえますか？何から何まで何と言って
いいのか、お願いします」

ご両親は、本当に心配そうに出発された。