∽010∽ 自己紹介 ページ12
夢主side
部屋の隅でいじけてる及川さんは置いといて、
他の人達はそれぞれ自己紹介をし始める。
さっきのトサカさんは、
3年7組の黒尾鉄朗さん。魔法は、闇属性魔法。
未成年のはずなのに色気が凄い。
先程、及川さんにうるさいと言った
ピンク色の髪の人は、3年6組の花巻貴大さん。
魔法は、特殊属性魔法。
この人も黒尾さんと同じく、色気が凄い。
ポニーテールをして可愛らしいそばかすがある
女の人は、3年4組の雀田かおりさん。
魔法は、聖属性魔法。
しっかりしていて頼りがいがありそうだ。
茶髪の髪の毛を右分けにした男の人は、
2年8組の二口堅治さん。魔法は、雷属性魔法。
何だか、及川さんと同じにおいがするような…
色素の薄い髪色に、パッツン前髪の男の人は、
2年2組の白布賢二郎さん。
魔法は、雪属性魔法。
二口さんと違って凄く真面目そうだ。
猫のような見た目の黒髪の男の人は、
2年7組の福永招平さん。魔法は、地属性魔法。宜しくお願いしマンモスって
言ってた気がするけど、多分気のせいだろう。
.
.
団員さん達の自己紹介が終わった後、
私達3人の自己紹介をした。
.
.
すると突然、二口さんが深いため息をついた。
周りの人達は不思議そうに、二口さんを見る。
.
.
二口「及川さ〜ん。
もっと優秀な生徒を入れてくださいよ〜。
落ちこぼれの奴らと一緒の団とか
マジで嫌なんですけど〜？」
二口さんは私達3人を見てそう言った。
落ちこぼれ…？
確かに、そうだけど。
そんなに酷く言わなくても良いじゃんか。
周りの団長さん達が、
そんな事無いよ。とか、
二口それは言い過ぎだ。とか言って、
慌ててフォローに入った。
二口「だいたい、白布クンもそうだろ〜？
落ちこぼれの2組だもんな〜。」
白布「…うるせぇよ！」
白布さんはそう言って、
二口さんの胸ぐらを思いっきり掴んだ。
福永さんが止めに入ろうとするが、
2人はどんどんヒートアップしていく。
.
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作成日時：2016年12月1日 18時
