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『ん............Wow...』
唐突に目覚めて、何かが視界に入ったと思えば、俺の横に靴下を忘れた人が眠っていた
......よく見たらこの人背ぇでかいな。座高が高いというか...
まぁ、ずっと見ているのもあれなので床に手をついて立ち上がる
『ん?』
足に力を入れようとしたら、服の袖に重みがかかる。そしたら当たり前のように体勢が崩れるわけで
『...ちょ......』
手元を見れば、横の方に引っ張られているそれ
何なんだ、と思い視線を本人に向ける
「......待っ......て、たん......で...よ......」
『は?』
ちょっと何言ってるか分からない
寝言なのかすぅすぅと寝息を立てているし、一体どうしたいんだよ...
『...離してくれませんかねぇ』
俺ぁこれ以上サボる気はないんですわ
それでもなかなか力が弱まることのないその手
無理やり引き剥がすほど、いい性格はしていないので。俺はひたすらに待つしかない
はぁ、じゃあ俺はどうしたらいいんだ...
抗うこともできず、『なぁ〜、離してくれよ〜』と繰り返すばかり
諦めかけてまた眠ろうと目を閉じようとした、が
『......は』
なんで俺の手握ってんの?
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はじめるい(プロフ) - みるくプリンさん» はじめまして!!本当に素晴らしく天然記念物ですよね笑夢主君も含め、どんな性格なのか楽しみにして頂けたらと思います。とっっても嬉しいご感想をありがとうございます!!! (2019年6月19日 21時) (レス) id: 9d05dfa54d (このIDを非表示/違反報告)
みるくプリン(プロフ) - はじめまして!靴下履き忘れるって、物凄く天然ですね(*´ω`*) 読みやすいし、続きが気になります。 (2019年6月18日 19時) (レス) id: 7db76bcf0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はじめるい | 作成日時:2019年5月18日 22時