第１４話 ページ16
「Aさんは普段何をなさっているのですか？」
そよ姫がお団子を食べながら私にたずねる。
「真選組屯所で剣の稽古をつけてもらってます。万事屋にお仕事の依頼が来たときはもちろん手伝いますし、そうでない時は本を読んだり、こうして散歩したりしてます」
「ええ？ 真選組に？」
「はい。色々あって、万事屋に居る以上刀を使えたほうがいいということで。外で刀を持っているとまずいので今は万事屋に置いてありますけれど」
そう説明すると、そよ姫は「カッコいいですね！」と目をキラキラさせた。何この子、可愛い。
「そよちゃん、駄菓子屋行こうヨ。酢昆布味のポテトチップスが新発売ネ」
急だね、神楽ちゃん。
「酢昆布味？ へえ、それは食べてみたいなあ」
「Aも一緒に来るアルか？」
うん、ちょっと食べてみたいかな。あっ、買い物に行こうと思ってたのを忘れてた。
「うーん、行きたいのはやまやまだけど、また今度にするよ。用事を思い出したしね」
「そうですか……Aさん、それではまたお会いしましょうね」
「はい！ 神楽ちゃんも気をつけてね」
神楽ちゃんとそよ姫は私にバイバイと手を振ると、駄菓子屋へと歩いて行った。
私はおばちゃんに挨拶してからスーパーへ向かった。
「さて、何を作ろうかな」
実はここに来て料理を作るのは初めてだったりする。いつも任せっきりで悪いから、今日からちょいちょい作ろうと思って。
「お、牛肉が安い。そういえばじゃがいもが家にあるし……よし、今日はアレとアレにするかな」
食材を選んでお会計を済ませ、万事屋に戻った。
「ただいま」
「お帰りなさい、Aさん」
その後は新八くんの掃除を手伝って、色々して、夕方になった。
「よし、レッツ・クッキング！」
何を作るのかって？ それは次の話でのお楽しみだよ！
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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yunami☆彡(プロフ) - 美穂さん» ご覧頂きありがとうございます！楽しんで頂けてとても嬉しいです♪今年受験生になるので更新の頻度が落ちるかもしれませんが、今後ともこの作品をよろしくお願いします！ (2019年2月2日 16時) (
レス) id: dcfedc9460 (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - こんにちは☆凄く面白いです(*^^*)これからの更新楽しみにしてます♪ (2019年2月1日 12時) (レス) id: 8db3d29e8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yunami☆彡 | 作成日時：2018年8月21日 8時
