72話 ページ40
オーウェンside
オーウェン「セイバー…早く来てくれよぉ……」
俺は今窮地に陥っている
まさか相手が錬金術の類のマスターだとは思わなかった
俺は錬金術が苦手で相性も悪い
正直言うとめちゃくちゃキツい
さっきからセイバーに声をかけているが一向に返事が帰ってこない
向こうもピンチなのかと思ったがそんな事考えてる暇はない
ダフィズ「クラス最優のはセイバーを呼んだんだろう?アンタみたいなのがセイバークラスのマスターとか…ぼくの方がよっぽど上手く使いこなせるね」
相手の外見は驚く程に若かった
歳は6、7歳程の子供
しかし分かる
自分と同等かそれ以上の魔術師だと
それに+されてまさかのもう1人のマスターはフィリップ
フィリップはオーウェンの甥に当たる人物
甥と言ってもその関係は良好ではなく、寧ろ悪い
フィリップ「まさかオジサンと当たるなんて思ってもなかったよ」
オーウェン「俺もだよ…魔術師ドジでのろまな出来損ないのお前がマスターに選ばれるなんて思ってもみなかったよ」
フィリップ「っ……」
オーウェン「否定出来ないだろう?全く……本当に姉さんの子供かと疑いたくなるよ」
フィリップ「黙れぇ!」
フィリップはキレたのかオーウェンが苦手とする錬金術を使った
ダフィズ「……お兄さん錬金術下手だね。そんなんでよくマスターになれたね」
フィリップ「お前も黙れ!ガキが調子に乗るな!」
オーウェン「おい、そこのマスターさんよ」
ダフィズ「何」
オーウェン「こいつの弱点を教えてやるよ」
ダフィズ「…いいの、教えて」
オーウェン「あいつは色んな意味でめんどくさい。少しだけ協力関係を築かないか?」
ダフィズ「……そうだね…考えとくよ」
オーウェン「そうか…じゃあまた何処かであった時に返答をくれ」
ダフィズ「……また?今から殺される人にはもう会えないよ」
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ルサールカ(プロフ) - ヾノ≧∀≦)イエイエ!投稿ありがとうございます! (2017年12月2日 21時) (レス) id: 77721c97a5 (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - まあシャマシュならギルガメッシュを好きなんですけどね。連続投稿失礼しました (2017年12月2日 21時) (レス) id: be81dc0660 (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - シャマシュはギルガメッシュやエルキドゥと関わりがありますし (2017年12月2日 21時) (レス) id: be81dc0660 (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - 主人公はバビロニア神話ならシャマシュ、他なら半神ならペルセウスっぽいですね (2017年12月2日 21時) (レス) id: be81dc0660 (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - ルサールカさん» ありがとうございます (2017年11月1日 23時) (レス) id: aea21ba90e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルサールカ | 作成日時:2017年5月22日 21時