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咲夜「咲夜と遊んでくれるって言ったのに、お昼寝しちゃったの!」
『そっか、悪いお父さんだね』
伊黒「いや、あ…A…」
『咲夜、ちょっとお父さんとお話ししてくるね。待っててくれる?』
咲夜「うん!」
『いい子だね』
Aは伊黒の手を握り引っ張りながら屋敷の一番奥の部屋へ連れてきた
スパーンッ
障子が勢いよく閉まり、伊黒はビクついた
『小〜芭〜内〜…!』
声で分かる
お怒りだと
『あれだけ昼寝は2時から3時って約束したでしょ!この間も言った!忘れたとか言わせないから!』
伊黒「(暫くは解放されないな、済まない咲夜…)」
『聞いてるの!?』
伊黒「き、聞いている!」
『早くから昼寝して咲夜も一緒にするようになったら、夜寝れなくなるでしょ!小芭内が寝れても咲夜が寝なかったら咲夜の体に悪いの!もうこれで29回目!』
伊黒「数えていたのか…」
『えぇ数えていますとも、何度言っても時間外のひるをする旦那様にほとほと困り果てています!どうするの!もし咲夜が夜寝れなくなったら!』
伊黒「困るな…」
『困ると思うなら反省して!今日は家事を手伝ってもらうからね!分かった!?」
伊黒「はい……」
伊黒への説教が終わるとAは直ぐに咲夜の元へ戻った
『咲夜、今日は皆でお家のお仕事しようか』
咲夜「咲夜も手伝っていいの!?」
『うん!お父さんも一緒だよ』
咲夜「やったぁ!お父さん怒られたから一緒だね!」
伊黒「咲夜、お父さんが怒られると一緒にいられると認識しては困るぞ…」
咲夜「だってお父さんお母さんに怒られると咲夜と遊んでくれるでしょ?」
伊黒「そ、そうだな……」
咲夜「尻に敷かれるって言うんだよね?」
伊黒「そんな言葉何処で覚えた!?」
咲夜「天元が教えてくれた!」
伊黒「(あの派手バカ…次に会った時斬り殺す!)」
『いいじゃないか、そんなバカな事を教えられる程の平和が来たんだから』
伊黒「…そうだな」
『この平和はきっと、ずっと続くよ。幸せでいよう、甘露寺たちの分まで』
伊黒「あぁ」
『小芭内』
伊黒「何だ?」
『次も、一緒がいいな』
伊黒「あぁ、俺もお前と一緒がいい」
『これからの未来、楽しみだね』
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mayumi(プロフ) - ルサールカさん» これは・・・本誌の通りに夢主ちゃんと小芭内と蜜璃・・・●んじゃったんですか!? (2020年4月24日 19時) (レス) id: cebdef8e2f (このIDを非表示/違反報告)
愛莉 - コメント失礼します^o^凄く面白いです!応援しています!更新頑張って下さい! (2020年4月17日 19時) (レス) id: a922e9fda4 (このIDを非表示/違反報告)
ルサールカ(プロフ) - 読んでくださってありがとうございます!頑張って小芭内と幸せにします! (2020年4月8日 1時) (レス) id: 84986b9460 (このIDを非表示/違反報告)
mayumi(プロフ) - 本誌の方ですが・・・ネタバレになりますが、この夢小説ではどうか夢主ちゃんと小芭内幸せになってほしい(T_T) (2020年4月7日 23時) (レス) id: cebdef8e2f (このIDを非表示/違反報告)
ゆめの - コメント失礼します^o^凄く面白いですか!更新頑張って下さい!応援しています! (2020年4月4日 18時) (レス) id: a922e9fda4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルサールカ | 作成日時:2020年1月29日 1時