検索窓
今日:15 hit、昨日:3 hit、合計:63,774 hit

肆__ ページ37

翌日

20名の隊士を連れたAは、一面真っ白な雪山に来ていた

麓の村に着いた時には遅く、村人は一人の男の子だけしか残っていなかった

『怖かったよね、皆を殺した奴は見た?』

男の子「うん…髪を一つに結んでて、刀を挿してた。目が、六つもあったんだ。山の方へ向かって行った……それで、それで、お母さんやお父さん達を……!僕だけ隠れて助かったんだ…」

震える男の子をAは抱きしめた

『もう大丈夫だよ、私達が悪い人を倒して来るから。…この子を本部まで、安全に保護しろ。気を抜くな、私は他の18人と鬼を探しに行く』

「はい!」

男の子を保護すると、Aは他の隊士を連れ山へ向かった

不幸にもその日は太陽がさしておらず、鬼でも動ける状態だった

山に入ったAは隊士達に手分けして鬼を探させた

『村人の血の乾きから見て時間はそう経っていない。見つけたら鴉を飛ばせ、そのまま私の所へ来い』

隊士に指示を出すとAも探し始めた

『嫌な天気だ』

カァー

Aの腕に自分の鎹鴉がとまった

鎹鴉「負傷者発見ッ!村人ッ!急ゲーッ!」

鴉に案内されると男性が倒れていた

『(この出血量、助かる確率は…)何があった?』

男性「ば、化け物…皆殺しに……西へ、向かった…!」

男性はそう言うと息絶えた

西

その言葉を聞きAは顔を青くし西へ走った

西には十人以上の隊士を行かせた

他数名はそれぞれ南と北へ向かわせた

つまり隊士の半分以上は西にいる

伍__→←参__



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 3.2/10 (161 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
42人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

華夜(プロフ) - 続編おめでとうございます!この作品とても面白くて、毎日更新楽しみに待ってます!頑張ってください!応援しています! (2019年11月29日 6時) (レス) id: 2f0d099fed (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ルサールカ | 作成日時:2019年11月29日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。