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#1 ページ2

〜2年前〜

寒い、雪の降り積もる時期だった

ある村、山の周辺で鬼が出たとの報告を受け、私は富岡と共に村へ向かった

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

暫く雪山を探索していると音が聞こえた

微かだが分かる

聞きなれた鬼の声

『冨岡』

冨岡「ああ」

急ぎ走ると、少年が鬼に押し倒されていた

『冨岡、私は横から行く。前から行ってくれ』

冨岡「分かった」

冨岡がそのまま進み、Aは少し横に外れ、木の上から冨岡と同時に刃を振り下ろした

『!』

しかし少年と鬼は咄嗟に避け、近くの木に背をぶつけた

冨岡「何故庇う?」

炭治郎「妹だ!俺の妹なんだ!」

冨岡「それが、妹か?」

『……』

冨岡とAの先には暴れる鬼の少女

冨岡が刀を振り上げると少年は鬼の少女を守る様に蹲った

しかし鬼殺隊の柱である2人の速さには見えもせず、妹だという鬼は冨岡に捕えられた

炭治郎「禰豆子!」

冨岡「動くな」

炭治郎「!」

冨岡「俺達の仕事は、鬼を斬る事だ。勿論お前の妹の首も跳ねる」

炭治郎「待ってくれ!禰豆子は誰も殺してない!俺の家にももう1つ、嗅いだ事の無い誰かの臭いがした!皆を殺したのは多分ソイツだ!どうしてこうなったかはいまは分からないけど、でも!!」

冨岡「簡単な話しだ。傷口に、鬼の血を浴びたから鬼になった。人喰い鬼は、そうやって増える」

炭治郎「禰豆子は人を食ったりしない!」

冨岡とAは少年の言葉を聞き少々の呆れを見せる

冨岡「よくもまあ、今しがた己が喰われそうになっていて」

『今のはまぐれで、食わなかっただけ。暫くは我慢出来ても、飢餓状態になれば必ず人を喰う。人を襲わない鬼なんていない』

炭治郎「違う!俺の事はちゃんと分かっている筈だ!俺が誰も傷付けさせない!俺がきっと禰豆子を人間に戻す!絶対に治します!」

冨岡「治らない。鬼になったら、人間に戻る事はない」

しかし少年は必死で2人に話す

炭治郎「探す!必ず方法を見つけるから、殺さないでくれ!家族を殺したヤツを見つけ出すから、俺がちゃんと全部するから!だから、だから!止めてくれぇ!!」

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白葉 - 夢主が冨岡さんのことを呼び捨てにしていることが気になるな… (2021年1月2日 15時) (レス) id: e7b88aaa79 (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - 冨岡さんや累の字、並びに隠しに"し"と言うか文字がいらないこと。早めに対処することをお勧めします。低評価の原因になると思うので。(お節介すみません) (2019年11月17日 0時) (レス) id: 741c3971d0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりま - あっ、失礼かもですが、塁の漢字間違ってます!正しくは累ですよ! (2019年11月16日 13時) (レス) id: 5bc6cb2cde (このIDを非表示/違反報告)
シュカ(プロフ) - 細かいかもしれませんが、冨岡さんの冨は富じゃないですよー (2019年11月15日 6時) (レス) id: 179e388f03 (このIDを非表示/違反報告)
忍び - この作品も、前作も、オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2019年11月14日 21時) (レス) id: 4afe35e6c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルサールカ | 作成日時:2019年11月14日 21時

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