三十六話 ページ39
葉一「言ったじゃん“持ってきた”からだよ！」
「…じゃあ何か？
お前は最初から俺を練習に参加させるつもりだったのか？」
葉一「うん！」
…元気よく頷いてんじゃねぇよ…
「強引すぎるんじゃねぇか」
武蔵「荻,御幸早くしろ！」
御幸「ほらA早く！」
葉一「アザミンが来てくれないと本当に困るの！
…先輩達にはいい人連れて行くって言っちゃったし」
しょぼんと落ち込む葉一
御幸「お願い！練習参加してくれないかな？
見てるだけより参加した方がウチのチームについて分かると思うよ！
それに俺自身Aのプレーを見てみたいしね」
そう言って頼み込む御幸
二人の様子を見て渋々分かったと頷く
「「え？！」」
「…んだよお前らが言い出したんだろ
どうせ俺が首を縦に振るまで説得続けてたんだろうし
俺のせいで練習を長い時間中断させるわけにもいかないしな」
葉一「じゃあそうと決まれば早速着替えてきて！」
はいっと練習着とスパイクが渡される
「練習着はともかくスパイクの場所何で分かったんだよ」
引き出しの中に仕舞ってあった練習着は別にして
物置の奥に入れておいたスパイクを見つけて持ってくるなんて…
葉一「悠さんが教えてくれたよ！」
…よし家帰ったら彼奴を一発殴る
葉一「向こうで待ってるから早く着替えて来てね！」
二人はそう言ってコートへ走っていった
(…ったく…)
呆れや不安などが入り交じる中
少し楽しみだと感じる自分もいる
「…」
全身着替え終えてコートへ向かう
葉一「あっ！来た来た！」
此方に向かって大きく手を振って隣に居る人に何か話している
？「あぁ荻と御幸が言ってたのは君の事か」
後ろから突然声を掛けられ振り返ると…
「拝島先生…？」
体育を教えてもらっている拝島先生が立っていた
拝島「ラグビー部の顧問兼コーチをしている
そうか君の事だったのか」
ニコニコと笑いかけられるが俺ははてなを浮かべる
(体育位しか接点ねぇよな…？)
拝島「薊Aくんは体育の実技の成績はいいからね
ラグビー経験者なのは知らなかったけど…」
「…はあ…まぁ葉一以外には言ってませんし…」
？「コーチ彼を入れますか？」
体の大きな…恐らく3年生の先輩が聞く
(拝島先生断ってくれ…)
拝島「勿論だ…早く始めんかい！」
(なんか急に人格変わった…？！)
「…ったくやるしかねぇのかよ」
口ではそう言っておきながら口角が上がっていた
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九瑠璃＠舞流(プロフ) - 楓さん» ありがとうございます！そんな事を言ってもらえるなんて光栄です！パスワードはryou1120です！気に入ってもらえるかは分かりませんが…（苦笑 (2017年10月15日 20時) (
レス) id: 7847cbec94 (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - 初めまして。九瑠璃@舞流さんの作品にとても惚れ込みました!!これからも、がんばってください。突然ですが、【テニプリ】神奈川の強豪校【男主】のパスワードを教えてもらいたいです!! (2017年10月13日 20時) (レス) id: bfddf009d4 (このIDを非表示/違反報告)
九瑠璃＠舞流(プロフ) - ラハルさん» 返信遅くなりました…！そう言っていただけると嬉しいです！ 私もAO!!男主小説が少なかったのでこの小説を始めました これからも宜しくお願いしますね！ (2017年3月21日 22時) (レス) id: 39afc5e5c7 (このIDを非表示/違反報告)
ラハル(プロフ) - 面白かったです！私もオールアウトの小説を書かせていただいてるのですが、男主の小説は見たことがなく気になって読んでいたらいつの間にか一気読みしてしまいました……これからも頑張って下さい！ (2017年3月20日 15時) (レス) id: a67c8f74a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：九瑠璃＠舞流 | 作成日時：2017年3月15日 16時
