三十五話 ページ38
午前の練習は基礎練習が主だったが
午後からは戦略的な動きなどを練習する
久川「よしじゃあ試合形式の練習に入ろう」
平「15vs15かー？！」
久川「うん平煩い」
本川「2軍から足りないメンバー連れてくるか？」
3年生の先輩達が話し合っている
御幸「葉一！」
葉一「何みゆきち？」
御幸「あのさ……」
結局レギュラーを2つに分けて2軍を加えての15vs15で
試合形式の練習をする事になった
御幸「じゃあ俺と葉一で2軍から何人か連れてきますね」
武蔵「俺も行く」
平「おう！よろしくな！」
御幸(…っとその前に)
三人で2軍からポジションの足りていないメンバーを呼びに行く
葉一「何でゆきっさんも？」
武蔵「あ？お前ら2軍の一部に疎まれてんのしらねぇのか」
御幸「あぁなるほど」
葉一「いざとなったらゆきっさんが守ってくれるって事？」
武蔵「自分の身は自分で守れ
2軍から何人か借りてもいいか？」
2軍「いいですけど……」
その言葉に俺と葉一は目を合わせた
武蔵「…どうすっかな
レギュラーは一人だし控えメンバーにもいねぇよな？」
葉一「俺良い人知ってるよ〜！」
御幸「俺もです！」
武蔵「？おうじゃあソイツ連れてこい
俺は先に戻ってるぞ」
もちろん俺達が浮かべている心当たりというのは…
「却下だ」
葉一「そこを何とかっ！ね？
2軍のナンバーエイトが休みで困ってるんだよ〜！」
葉一がAはロックかナンバーエイトでやってたと言っていた
「だから却下って言ってんだろ
つーかなんで一軍の控えにもエイト居ねぇの？
だいたい部外者よりポジション違っても2軍の人に頼めばいいじゃねぇか」
葉一「コーチには許可取ってるから大丈夫だって！」
そう2軍の人を呼びに行く前に俺がコーチに許可を取った
《入部希望者が見学に来ているので体験してもらってもいいですか》
と｡コーチは危険じゃないかと言ったが
ラグビー経験者だと言ったらオッケーがでた
「そもそもこの格好で出来ると思うか？」
見るからに汚れて良い服とは言えないし
靴もスパイクでは無い
葉一「確かにそのままじゃ難しいかもね〜」
「着替えも持ってねぇからせめてまた別の機会にな」
葉一「アザミンの練習用の着替えなら持ってきたよ！」
「…あ？」
そう言って葉一が持ってきたのは正真正銘家に仕舞ってあった筈の俺の練習着
「おい何で葉一がソレ持ってんだよ」
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九瑠璃＠舞流(プロフ) - 楓さん» ありがとうございます！そんな事を言ってもらえるなんて光栄です！パスワードはryou1120です！気に入ってもらえるかは分かりませんが…（苦笑 (2017年10月15日 20時) (
レス) id: 7847cbec94 (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - 初めまして。九瑠璃@舞流さんの作品にとても惚れ込みました!!これからも、がんばってください。突然ですが、【テニプリ】神奈川の強豪校【男主】のパスワードを教えてもらいたいです!! (2017年10月13日 20時) (レス) id: bfddf009d4 (このIDを非表示/違反報告)
九瑠璃＠舞流(プロフ) - ラハルさん» 返信遅くなりました…！そう言っていただけると嬉しいです！ 私もAO!!男主小説が少なかったのでこの小説を始めました これからも宜しくお願いしますね！ (2017年3月21日 22時) (レス) id: 39afc5e5c7 (このIDを非表示/違反報告)
ラハル(プロフ) - 面白かったです！私もオールアウトの小説を書かせていただいてるのですが、男主の小説は見たことがなく気になって読んでいたらいつの間にか一気読みしてしまいました……これからも頑張って下さい！ (2017年3月20日 15時) (レス) id: a67c8f74a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：九瑠璃＠舞流 | 作成日時：2017年3月15日 16時
