二十九話 ページ32
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿アザミン
荻「俺はアザミン家の事に口出しはしない
だからべつに親と仲直りしろとは言わない
でもね？アザミンは俺の大切な友達で
自分に出来ることなら何でもやりたいと思ってる
アザミンが自分の心とちゃんと向き合って無いんなら怒る
だから…自分と向き合って
ホントはどうしたいの？アザミンはどうしてほしいの？」
俺は……
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父「ホントにAはなんでも出来るね
勉強も運動も…」
母「本当にね。誰に似たのかしら？」
父「それでスポーツをしないなんて勿体無いね」
「…お兄ちゃん何処行くの？」
悠「お前には関係ねぇだろ」
「今日は家から出ちゃ駄目って言ってたよ？」
悠「ったくうるせぇな！」
「…輝学校行こう」
輝「はぁ？兄貴と行きたく無いんだけど」
「でも輝が1年生のうちは危ないから一緒に行ってって…」
輝「危なく無いし一人でいける」
母「輝がまた…」
父「悠がまた…」
両親「「Aは良い子だから待てるよね？」」
「……うん」
「…お父さんお母さん僕ラグビーがやりたい」
母「いいけど…どうしたの？」
「…やりたいんだ」
母「じゃあ出張いってくるわね」
父「留守番宜しくね」
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俺がどうしたいか…
荻「さっきアザミンのお父さんは嫌われてるから帰るって言ってたよ」
「(チッ…嫌いになれるわけ…ねぇだろうが…！」
何を思ったのか近くにあった上着を掴んで外へ飛び出す
そして空港の方へ走るとバスを待つ二人が見える
「…ッ！バカじゃねぇの？！
俺が皆を嫌ってるって…！勝手に決めつけんな！」
母「A…」
「嫌いになれたらどれだけ楽だったか…！
俺がラグビー始めたのもアンタら二人に見て欲しかったからなんだよっ！
あの時に心配してくれたのは悠から聞いた
…今回も俺が倒れたから帰ってきたんだろ
さっき輝がそう言ってた
…そんなの…嫌いになるわけないじゃねぇか…！」
俯いていると頭をくしゃっと撫でられる
父「本当に済まなかった
Aは僕達の大切な…自慢の息子だ」
母「…またちょくちょく家に行ってもいいかしら？」
「…行くじゃなくて帰るだろ」
父「ありがとう」
「…じゃあまた」
二人がバスに乗るのを見届けて家へ帰る
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九瑠璃＠舞流(プロフ) - 楓さん» ありがとうございます！そんな事を言ってもらえるなんて光栄です！パスワードはryou1120です！気に入ってもらえるかは分かりませんが…（苦笑 (2017年10月15日 20時) (
レス) id: 7847cbec94 (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - 初めまして。九瑠璃@舞流さんの作品にとても惚れ込みました!!これからも、がんばってください。突然ですが、【テニプリ】神奈川の強豪校【男主】のパスワードを教えてもらいたいです!! (2017年10月13日 20時) (レス) id: bfddf009d4 (このIDを非表示/違反報告)
九瑠璃＠舞流(プロフ) - ラハルさん» 返信遅くなりました…！そう言っていただけると嬉しいです！ 私もAO!!男主小説が少なかったのでこの小説を始めました これからも宜しくお願いしますね！ (2017年3月21日 22時) (レス) id: 39afc5e5c7 (このIDを非表示/違反報告)
ラハル(プロフ) - 面白かったです！私もオールアウトの小説を書かせていただいてるのですが、男主の小説は見たことがなく気になって読んでいたらいつの間にか一気読みしてしまいました……これからも頑張って下さい！ (2017年3月20日 15時) (レス) id: a67c8f74a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：九瑠璃＠舞流 | 作成日時：2017年3月15日 16時
