十一話 ページ14
次の日学校に行くと案の定荻が俺のクラスの扉のところで待っていた
荻「あ，薊く〜ん！おはよう〜！」(ブンブン
いつもだったら完全無視を決めこむのだが
昨日遥さんに言われたようにとりあえず挨拶を返してみる
「･･･はよう」
荻の動きがぴたっと止まり驚いたように目を見開いた
「何？俺が挨拶したらおかしいの？」
荻「！ううん驚いただけ！」
荻の周りに花が舞う(某刀剣男士か)ノ
荻「ねぇねぇ何か部活やらないの？」
「･･･やらねぇ」
残念だな〜･･･と言う荻に聞いてみる
「何でそこまで部活を推すんだよ」
荻「なんでって･･･！(ハァ」
いやなんか物凄く呆れられてるんだが･･･
荻「アザミン気がついてないのかもしれないけどね？」
･･･いや待て何だその呼び方
荻「アザミン体育得意でしょ？」
「は？苦手だけど？
つーかなんで体育の話になるんだよ･･･」
荻「俺のクラスとアザミンのクラス，体育合同でやってるからね？」
「･･･は？」
荻「えぇ？！そこから？！」
「･･･いやまぁ体育が合同なのはわかった」
荻「スポーツ得意でしょ？」
「･･･だからそこがわからねぇ
なんで体育が合同って話から俺がスポーツが得意って話になるんだよ」
また呆れたようにため息を吐かれる
荻「だってアザミン高得点キープしてるじゃん」
「･･･は？」
いやそんなはずはない
記憶を辿るが俺のスポーツテストは学年平均に近かったはずだ
荻「･･･ねぇアザミン俺何もスポーツテストの結果の話をしてるんじゃないよ？
確かにアザミンはテストになると平均に近いところにいるけど
普段の体育だと圧倒的に上位にいるからね？
この間の１００ｍ走もアザミンのタイム２位だったからね？
それもかなりやる気の無さそうな表情であっさりとあの好タイム出すんだもん。びっくりだよ〜！」
あぁ･･･そんなこともあった･･･っけ･･･？
正直に言うと記憶に無い
荻「ね！だから部活入らない？」
「･･･嫌だ」
嫌だと言っているのに勝手に喋りだす
荻「ちなみに俺の部活はねぇ･･･(キーンコーンカーンコーン
あぁ？！もうこんな時間？！ヤバイ先生に怒られる！」
また昼休み〜！と元気よく走っていく荻を横目で見送る
元気だな･･･
荻と喋っていたせいでまだ準備ができていない
先生が来る前に急いで準備を終わらせ自分の席に着席した
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 17人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
九瑠璃＠舞流(プロフ) - 楓さん» ありがとうございます！そんな事を言ってもらえるなんて光栄です！パスワードはryou1120です！気に入ってもらえるかは分かりませんが…（苦笑 (2017年10月15日 20時) (
レス) id: 7847cbec94 (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - 初めまして。九瑠璃@舞流さんの作品にとても惚れ込みました!!これからも、がんばってください。突然ですが、【テニプリ】神奈川の強豪校【男主】のパスワードを教えてもらいたいです!! (2017年10月13日 20時) (レス) id: bfddf009d4 (このIDを非表示/違反報告)
九瑠璃＠舞流(プロフ) - ラハルさん» 返信遅くなりました…！そう言っていただけると嬉しいです！ 私もAO!!男主小説が少なかったのでこの小説を始めました これからも宜しくお願いしますね！ (2017年3月21日 22時) (レス) id: 39afc5e5c7 (このIDを非表示/違反報告)
ラハル(プロフ) - 面白かったです！私もオールアウトの小説を書かせていただいてるのですが、男主の小説は見たことがなく気になって読んでいたらいつの間にか一気読みしてしまいました……これからも頑張って下さい！ (2017年3月20日 15時) (レス) id: a67c8f74a0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：九瑠璃＠舞流 | 作成日時：2017年3月15日 16時
