彼は甘辛ドクター

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You.side





今日は久しぶりに私が夕食を作る。

だけど渉くん、
そんな私を見るためにさっきから前でガン見(笑

恥ずかしいからテレビ見ててもらうことにした。


調理再開っ。



トントントン…ザクッ

「いっ…」



うわ、最悪…やらかした。

渉くん…よかった気付いてない。
とりあえず絆創膏っ…あった…あぁもうためだ…。

絆創膏じゃ追いつかないほど指から血が出てる。



渉「A⁇どした⁇」


「なっ、なんでもないよっ‼」



焦って後ろに手を隠した。



渉「手、どうかした⁇」



そう言ってキッチンに入ってくる。



渉「えっ‼A何これ‼」


「ごめん…なさい…」


渉「とりあえず向こう行こ」



ソファーを指差す。

貧血気味な私は渉くんに支えられながら移動。



渉「痛かったでしょー⁇血止まらないね」


「倒れちゃいそう(笑」


渉「横になっていいよ⁇」


「うん…」


渉「これさ、縫合しなきゃだよ…
今から病院行くから準備できる⁇」


「えっ…びょ‥いん…⁇」


渉「うん、これ縫わないと
このままだと血止まらないよ⁇」


「痛いじゃん…今も痛いのにもっと痛いよ(涙」


渉「ちゃんと麻酔するし俺がするから、な⁇」


「…ぅん(涙」



こんなことなら
渉くんに見られて料理するんだったよ。

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