故郷〈室生犀星〉 ページ13
ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
犀の詩にそんな故郷を思う詩があった。
『…ぬぉぉぉぉぉぉ!!!!』
犀「うぉ!どうした?!」
そして今、唐突に故郷に帰りたくなっている。
いや帰させてくれとまでは云わない。
云わないから…。
『治部煮が食いたぁぁぁぁぁい…』
犀「あー…唐突に故郷の食べ物食べたくなる時ってよくあるよなー、解るよ」
犀が同情の眼差しで此方を見てきたから尚のこと故郷を思う気持ちが高まってくる。
え?治部煮を知らない?説明しましょう!!
治部煮とは石川県の県庁所在地であり我が故郷、金沢市の代表的な郷土料理です!!
詳しくはWiki先生に聞いてね!!←
まぁ、そんな訳で懐かしのあの味に会いたくて泣きわめきます。それでは聞いてください、故郷の味に会いたくて。
『うぁぁぁ、食べたいよぉぉぉぉ…!』
犀「あーもう、そんなに泣くなー」
犀が頭をよしよししてくれているなか、私は気持ちが落ち着くまで泣きわめいた。いや、泣いてないぞ、断じて泣いてない。
犀「んー、そんなに食いたいのなら自分で作ればいいんじゃないか?」
『ワタシ治部煮作ッタ事ナイ』
犀「領土料理なのにか?」
『…お婆ちゃんにすべて任せてた』
それは悪い子に育ったなーと犀は苦笑まじりの笑顔を見えてくれた。全くもって嬉しくない。
犀「なら作ってもらおうか」
『誰に?』
犀「館長」
ナイスアイディア!!
『犀、君には司書からありがたいで賞をあげよう』
犀「はいはい、ありがとうございますw」
そう思ってないでしょ。
『じゃあ、早速作ってもらいに行こーう!』
『……………んまい』
犀「よかったな、食べれて」
↑とか云っておきながら食べてる
鏡「夜ご飯前に食べたらいけませんよ」
↑とか云っておきながら食べてる
秋「云ってる君が食べてるじゃないか」
↑とか云っておきながら食べてる
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云っておこう、作者の出身は金沢ではありません。_(:3」z)_
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結愛 - 文アル歴早三年このお話お気に入りになった (2023年3月18日 22時) (レス) @page9 id: 5309fc8273 (このIDを非表示/違反報告)
法蓮草(プロフ) - 最中さん» わー!!ありがとうございます!!!これからも精進していきたいと思います!! (2018年8月27日 22時) (レス) id: 6397094652 (このIDを非表示/違反報告)
最中 - 文アル最近始めたんですけど、この小説好きです!これからも頑張って下さい! (2018年8月27日 1時) (レス) id: 4af8f25fc3 (このIDを非表示/違反報告)
法蓮草(プロフ) - 下野月さん» わー!ありがとうございます!!これを励みにもっともっと頑張ります!!(°▽°) (2018年5月15日 14時) (レス) id: 6397094652 (このIDを非表示/違反報告)
下野月(プロフ) - いつも読ませてもらってます!法蓮草さんの書く小説は本当に大好きです!これからも頑張って下さい! (2018年5月15日 13時) (レス) id: 18e714d719 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:法蓮草 | 作成日時:2018年4月6日 21時