家も職も失ったけど、どうする？ 2 (ページ25)

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ミニスンモページ25

16:00

もうそろそろみんなが家を出る時間だ

『みんなそろそろ行っちゃうかぁ…』

SM「寂しい？」

『ん～…ってうわっ！？』

さっきまで私しか居なかったはずなのに気づけば真横に立っているスンミナ

SM「驚いた？僕気配消すの上手くない？」

『いや、あの、普通に登場して』

SM「んふふ、あのねもう少しで家を出るからさ、ヌナにお守りでもあげようと」

『お守り？』

SM「じゃん」

スンミナの手からでてきたのは手のひらサイズの小さい犬のぬいぐるみキーホルダーだった

『わっ…可愛い…！』

SM「これは僕に似てるってビニヒョンが言ってた犬です」

『確かに！スンミナによく似てて可愛い』

SM「これを、あげる」

グイッと突き出し私に渡してくる

SM「3日間僕が居ないと面白く無いかなって、こいつが僕の代わりにヌナを幸せにするよ」

淡々と話してる癖に耳は少し赤くて

『ふふっ、ありがとスンミナじゃあ3日間1人じゃなくてミニスンミナと2人っきりだ』

SM「そう、ミニな僕が守ってあげる」

『ありがとうっ、出かける時もカバンに付けておくね』

SM「…ん、大事にしてね」

嬉しそうに笑って私の頭を撫でると
準備がまだあるからと部屋に戻った

17:00

そろそろみんなが家から出る時間だ

BC「A」

『チャニオッパ！』

BC「これから3日家を空けるけど、戸締りにも知らない人の訪問にも気をつけてね」

『うん、気をつけるよ』

BC「…」

『ん？』

BC「A、ここに居て楽しい？」

『どうしたの急に』

BC「俺は、Aが来てくれて本当に嬉しい」

BC「嬉しかったと同時に不安だった」

『…？』

BC「こんな若い子がほとんど俺たちに縛り付けられて、今がいちばん楽しい時期のAを、俺達が足止めして家事させて……良いのかなって」

『チャニオッパ…』

BC「初めはね、Aが俺達と仲良くなる度困ってた
仲良くなれば俺達もAから離れられらないって分かってたから」

BC「……でも今はどうだろ俺までAが居ないとどうにも出来ないようになっちゃった」

ギュッと私を優しく抱きしめるチャニオッパ

BC「3日間って短いようで凄く長いよ…Aが心配でしかない」

『ふふっ、私そんなに頼りない？』

BC「頼りないってゆうか…不安って言うか、俺が寂しいだけかもね」