元社畜系メイド兼マフィア、乙女ゲームの世界に転生とかまじ？【だ！】 (ページ34)

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32話ページ34

夢主視点

どーも、どーも。シノに叩き起されて立とうとしたら倒れたナズナです。めまちがして立てませんでした☆

とりあえずおぶられてリビングまで行き朝ごはん(大きいトマト1個)を無事完食しました。

『ねぇーねぇ。みんなにさ、話したい事があるからお時間宜しくて？』

白尾「大丈夫ー」

『じゃあ僕達がどうして家無しか話すね。

まずシノはマフィアの娘、僕はその護衛だったの。』

sm「え？待って？マフィアの娘と護衛？なんでここに居るんだよ？」

『シノは親からの虐待、僕は配下達に虐められてたから逃げてきたの。』

kr「嫌なこと言わせてごめんね」

『大丈夫。それとね僕、何年前だっけ？、、数年前にローズ家の奴ら殺されたじゃん。その時に生き残ったのが僕、、ナズナ・ローズってこと』

br「え？待って？ナズナちゃんは上級貴族？」

シノ「そうよ。因みにナズナの両親はお亡くなりになられてるわ。」

syk「分かった。けどこれからどうやって接してけばいいんだ？」

『ナズナ・ローズとしてじゃなくてナズナとして接して欲しい。僕ね家族ってものがよくわかんないんだ。だから出来れば家族として接して欲しいな！！』

nkm「勿論！！これからよろしくね！！」

めっちゃいい子。これで家族ってものが本当に分かるのかな？分からなくても楽しく過ごせたらいいかな。

楽しいって分からないけど。

kr「ねぇ、ナズナ。ずっと笑顔だけど疲れない？」

『え？』

シノ「あんた。ここぐらいでは素で話したら？ずっと自分を隠すのは辛いよ。」

『分かった。』

シノ視点

『分かった。』

ナズナがそう言った瞬間ナズナの目から光が消える。あの子は感情が無い。希望が無い。何も持ってない。

私が何も出来なかったせいだ。あの子は本当の自分が分かってない。私の予想だと子供っぽいと思う。

『シノ。これでいいんだよね？』

シノ「いいわよ。貴方らしくいなさい。それと貴方の叔父が確か警察の一番偉い人よね？明日身分証明書でも貰いに行きましょ。」

『分かった。』

その後は有意義なお茶会を楽しんだ。

"僕"の幸せはどうでもいい。だけどナズナ、貴方だけは幸せになって。