この28歳児め【五条悟】

7話 ページ8

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「Aさんは五条先生と付き合ってどのくらいなの？」





『7年くらいかな』




「へぇ〜！メッチャ長いね！」







虎杖くんに聞かれてもうそんなになるのかと思う


今日は彼1人での任務



それを送り届けている









「結婚すればいいのに〜」




『はは、そうだね』








付き合ってるというよりお互いに拘束し合っているこの数年




お互いにとってこれでいいのかな、なんて考える









「俺はわかるよ、


　Aさんが五条先生のことほんとに好きだってこと」





『えっ』





虎杖くんの言葉にはっとする









「俺モテないからそーゆーのよくわかんないけど



　先生とAさん見てたらなんとなくわかる！」









あとなんかAさんがいろいろ考えすぎてるのもね、と付け足された









『うるさいよ、マセガキ』






「えっ、ごめん！」







『でもありがと』









彼のこと、大事に思う皆の気持ちがよくわかる




あの七海先輩も気にかけるくらいだもんな









帳をおろし彼が任務に行く後ろ姿






私は彼を守らないと、と昔のように少しだけ殺気立った









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