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ー渋谷スカイー
「わあああああ……！！！」
今日は平日の夜。
そこまで人はいなかった。
赤葦「ね、綺麗でしょ」
「うんっ！！！あれスカイツリー！あれは、東京タワーだ！」
感動してるAに、後ろから抱きしめる。
「きゃ…///」
赤葦「俺と付き合ってくれてありがとう」
「急に、どうしたの？え、まさか、別れるとかじゃないよね？」
赤葦「うん、そんなわけないでしょ笑 目瞑って」
「うん？」
予め用意したネックレスを、Aの首にかける。
赤葦「目開けて」
「っ、可愛い…//」
赤葦「星好きでしょ？天秤座のネックレス」
「可愛い、ありがとう！！大切にするね」
ネックレスに触れて、泣き始めるA。
赤葦「ちなみにね、俺とおそろい。俺、射手座だから」
「わぁ…！ありがとう、京治っ、ぐすっ、ありがとうっ」
赤葦「泣き虫」
キスを落とす。
幸せだ。
きっとこの先も、隣にAが居る。
ソファーに座って、夜景をぼーっと眺める。
すると、隣のAが、俺の肩に頭をこてんと乗せてきた。
赤葦「ん？」
「私、すっごく幸せ。京治と出会えて、付き合えて、ここまで尽くしてもらって幸せ。幸せすぎて、おかしくなりそう…！」
Aがあまりにも、目を輝かせて言うもんだから、俺まで胸が熱くなった。
赤葦「俺も幸せだよ、A。付き合えてよかった」
「っ///」
勢いよく抱きつくAを受け止める。
ああ、本当に、幸せ。
赤葦「あ、そろそろかも、見ていてね、あの奥」
「うん？」
小さく上がる花火。
赤葦「あそこ、ディズニーなんだ。毎晩花火上がるから」
「わぁ…いいな、ディズニーも行きたい」
赤葦「行こ、明日は難しいから、次、東京に来てくれた時にでも」
「うん！！」
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作者名：星藍 | 作成日時：2024年3月24日 21時
