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なんか、テンション低いな、A。
赤葦「どうしたの？」
「やっぱり…私、釣り合ってないのかな、京治に」
え？なんで？
あの女子たちの言葉気にしてんの？
いや、Aが可愛すぎて逃げていったじゃん。
赤葦「…俺の方が釣り合ってないでしょ」
「え？そんなことない。京治、カッコイイし、優しいし、器大きいし、いつも私を優先してくれるし、」
すっごい饒舌に喋るA。
赤葦「それ全部、Aにも当てはまるよ」
「え？」
赤葦「でもさ、A、今、幸せ？」
「うん！！」
赤葦「俺が彼氏で良かった？」
「うん！！！」
赤葦「じゃあさ、自分たちが幸せだったら、周りの目なんでどうでも良くない？」
「！！」
赤葦「周りがどうとか、じゃなくて、俺らが幸せだったら、それでいいじゃん、ね？」
「うんっ！！(むぎゅっ」
赤葦「(むぎゅ)…愛してるよ、A」
「っ！！だいすき…！」
赤葦「そういえば、音駒も同じ時期に文化祭やるって黒尾さん、言ってたでしょ？明日、行ってみる？」
「音駒…！行く！」
赤葦「うん、じゃ、今日早めにこっち切りあげて、プラネタリウム行こ。約束してたから、予約してあるよ」
「…！！！う、嘘…嬉しすぎて、泣きそう」
赤葦「泣かないで笑 (頭撫で」
あー可愛い。
本当に、Aと付き合えて、
俺、幸せ。
木兎「あー！いた！！！」
赤葦「え？」
黒尾「ええええ！A！！可愛い！！」
「黒尾さん！」
赤葦「黒尾さん、来てくれたんですね」
黒尾「おうー、明日来てよ！」
赤葦「そのつもりでした」
黒尾「マジ！？研磨に言っとこ…」
それから、4人で回って、
ステージ発表が始まる前に、
学校を出た。
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作者名：星藍 | 作成日時：2024年3月24日 21時
