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赤葦｢今日は休んでて？はい、ジャージ｣
黒尾｢たたのぶかつくん！へばってんじゃないよ？｣
｢誰？｣
赤葦｢ああ、月島のこと。なんか、吹っ切れたみたいだよ｣
｢へぇ〜？あ、ねね、今日さ、研磨が、梟谷のとこ泊まるんだよねって言ってきたんだけど…｣
赤葦｢うん、嫌だった？｣
｢嫌じゃないけど、その、心の準備が……｣
赤葦｢俺が離したくないの、いいでしょ？｣
｢うん！｣
木兎｢A〜、ちょっとトス上げてくんね？｣
赤葦｢木兎さん、Aは、疲れてるので｣
木兎｢ええー！？｣
｢いいよ、数本でしょ？……木兎さん、行きますよー｣
木兎｢サンキュー！！｣
黒尾｢げ、脅威来た。日向ー！リエーフ使い物になんないから、こっち来いー｣
リエーフ、し、死んだ？
日向｢押忍！｣
黒尾｢赤葦！！！俺は、Aを諦めない！！！｣
｢え？どういうこと？｣
木兎｢俺もだ！！！｣
｢？？？｣
赤葦｢どちらにも渡しませんよ｣
黒尾さんのサーブを、京治が上げる。
｢ナイスレシーブ……木兎さん！！｣
木兎｢相変わらず、打ちやすいトスをありがとな！！！｣
かっこいい、クロス。
……かっこいい。
黒尾｢おい、A｣
｢は、はい｣
黒尾｢木兎に惚れたんじゃねえだろうな｣
｢ないですないです｣
木兎｢全否定しないで…｣
｢ただ、かっこいいクロスだなって、見とれてました｣
木兎｢え♡ ほんと？ほんと？ほんと？｣
｢はいっ！♡｣
木兎｢っしゃああああああ！！結婚しようって言われた！｣
赤葦｢言ってません｣
木兎｢Aの目がそう訴えてた｣
赤葦｢いえ、違います｣
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作者名：星藍 | 作成日時：2024年3月24日 21時
