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高杉side
桂「もし、商品になにかあれば、、、責任は自分にあるから、買い取るとか…!!」
「本当に大丈夫だから、それから離れて!!」
急に焦りだした商人に少し違和感を覚えたが
「中身は………大きなツボ…が入っているんたが布で巻いてあるし木箱も丈夫だし、万が一割れていてその破片で君達が怪我でもしたら大変だろう?だから、触らなくて大丈夫だ」
そう言われた
腑に落ちなかったが必死に止めるものだからと、大人しく従うことにし、木箱に触るのを止めた
桂「本当にごめんなさい…」
「………まぁ、大丈夫だから、じゃあ、俺達はもう行くよ。じゃあね」
そう言って進んでいく商人達
横で俯いている桂につられ俺も地面を見ると
木箱の破片が落ちていることに気がついた
高「あれって、、」
桂「…届けにいこう」
破片を桂が拾い
それほど進んでなかったので俺達は走って商人達に追いついた
桂「すみませーん!!」
「っ、なんだ、まだ何かあるのか。ツボは大丈夫だと言っただろう?」
桂「これっ、多分、さっきの木箱の破片が…」
そう言って木箱の近くへと来て穴が開いている箇所を探し、そして見つけた
「まっ、て!!」
.
見つけたとき、俺らは言葉を失った
木箱の隙間から見えるのは、俺らよりは小さく、そして細いボロい服を着た子供の腕
「えっ……」
そう、言葉にしたのは俺だったか桂だったか覚えてはいない
「チッ、大人しくしてりゃよかったのに」
その声が聞こえようやく頭が働き始め
最悪の結論を導きだした
おかしいとは思っていた
4時頃、夏ならまだしも冬近くに、隣町から来てすぐに隣の村に行きたいなんて…、山の中は危ないと言うのに…。
それに無駄に体格のいいヤツ、手車を押しているだけで、つくような筋肉じゃない
布が主だも言っていたのに見当たらない布、
木箱の中に入っているかと思ったがその木箱の不安定さ。布の擦れる音。木箱が落ちたときの音…。中身が本当にツボだったらあの衝撃で割れてないハズがない…
近づけさせたくない木箱
木箱から見える腕
つまり、コイツらの商品は………………………
「やれ」
その言葉を合図にガタイのいいヤツが襲いかかってきて、鼻と口に布を当てられる
意識が遠退く
「商品が2つ増えたな」
という声を最後に意識は落ちた
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こめこっぱんまん(プロフ) - 杏奈さん» コメントありがとうございます!!!好きですか…ありがとうございますぅううう。言葉が身に染みるぅ…。更新がノロマで申し訳ないです…。これからも期待に応えられるように、頑張りますね!!!! (2021年1月4日 19時) (レス) id: b0dd1a3248 (このIDを非表示/違反報告)
杏奈(プロフ) - すごく好きです!無理しない程度に更新頑張ってください (2021年1月4日 14時) (レス) id: 8510cd57ee (このIDを非表示/違反報告)
こめこっぱんまん(プロフ) - ゆるさん» ゆるさん、コメントありがとうございます!!待っててくださいね!!今週末にやっと更新できそうです!!いやぁ、、テスト多すぎてキツイ……。期待に応えられるよう、精一杯頑張りたいと思います!のろま更新のこの小説ですが、これからもよろしくおねがいします (2020年6月10日 23時) (レス) id: b0dd1a3248 (このIDを非表示/違反報告)
ゆる - このシリーズ凄く面白くて大好きです!!更新頑張って下さい!!! (2020年6月8日 14時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
こめこっぱんまん(プロフ) - ayamaf2007さん» あらやっだぁ、中毒者出しちゃったわ……。救急車ャャァアア!!(大声) すいませんふざけました(( ハッピーですか、私もハッピーですぅぅうう ayamaf2007さんはコメント2回もくれていて…ほんと感謝感謝です!!これからもどんどん中毒者増やせるよう頑張ります(( (2020年3月30日 10時) (レス) id: b0dd1a3248 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こめこっぱんまん | 作成日時:2019年12月14日 7時