白銀九尾物語 4【銀魂】

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貴女side




そんなこんなしてると
小さな明かりがちらほらと
近づいてくるのが見えてきました






役｢オイそこの童ども｣






はい。いま到着なされましたのが
村の役人様達ですね！！



タイミングがいいって？原作マジッk





役｢こんな夜更けに何をやっている。貴様らどこの家の……｣




銀｢松下村塾、吉田松陽が弟子。坂田銀時｣



あ、名乗る感じです？


じゃあ私も名乗りま


桂｢同じく桂小太郎｣



………ｹﾞﾌﾝ、ｹﾞﾌﾝ



出遅れた。よし次ぎ言え



高｢同じく高杉晋助｣






あー！あー！完全に最後！！
置いてきぼりくらいましたよ！まったく！




貴｢……同じく吉田A｣




銀｢…なんでそんなにショボくれてんだ｣



小さな声で銀時が言ってくる。うるせぇやい
カッコつけめ



銀｢まぁいい、行くぞ｣




行くぞと言われて木刀を握り直す
声だけでやるぞ！ってなるのいいよね
気持ちがワーってなるの




「「「「参る！！」」」」




掛け声と同時に一斉に踏み出す
敵に向かって一直線に



だが、私の力を忘れちゃいけない


…………ガンバリマス




役｢なっ！｣


役｢なんだこのガキども｣




私たちが近づいてきてるのを見て
役人達も自分達の刀に手をかける




が、





遅い





私は１人飛び上がり
1人の役人に狙いを定める
私の背景にはまんまるお月様だ



空中で構えて、そのまま
重力に従い木刀を振り下ろせば！





｢抜かないでください｣





う゛げっ！





突然第三者のが聞こえて

銀時達も役人達も動きが止まる




私はその声に驚きすぎて
体勢を崩し、あらびっくり



役人達の少し後ろにいた

第三者さんに向かって落ちることに



まぁ、第三者さんってのはよく知った顔な訳で


私を見つけるとニッコリと……
とてもいい笑顔でいらっしゃる

癒される笑顔でございますけれども
握り拳は余計だと思います




これは、衝突するなと思ったら


その方はひょいっと避けて


アッ、これは地面とキスするやつだと


覚悟を決めていたら首を捕まれて…



死ぬかと思いました！！！





首がっ！しまってる！！ねぇ！松陽！！！

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