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貴女side
松陽が出ていって少ししか経ってないハズだけど、私にはずっと長く感じて
落ち着かず、ずっとそわそわしていた
貴「…っ、、」
何事も無かったと、迷子になっていただけだったと言って早く帰ってきて欲しい…
いつもと違うことがこんなにも不安になるなんて…
と思っているとドタドタという足音に続いて
私の部屋の扉が開く音がして
貴「!!……」
銀「うわっ…んだよ、、勢いよくこっち見て…」
銀時が立っていた
貴「いや、…なんでもない」
松陽も小太郎君達も居ないなか、私の部屋を開けるのは銀時しかいないってわかってるけど…帰ってきたのかと期待した…
少し俯いていると
銀「……そ。じゃあ、俺は今からアイツら探しに行くから」
そう言って銀時は扉を閉めて出ていく…
.
貴「はぁあ!?」
私は飛び起き、乱暴に扉を開けて
玄関にいる竹刀を持った銀時の頭めがけて飛び付く
背中ではなく頭…逃がさないように…
銀「うおっ、てめっ!?あぶねぇだろ!?」
貴「私の体調を心配してくれるの?ありがとう」
銀「いや、俺ェ!!!お前が俺の心配をしろ!!背後から飛び付かれて、首ヤッたかと思ったわ!!」
貴「そんなことより、私も行く!!」
銀「お前のせいでダメージ食らってるのにそんなことはねぇだろ!?!?」
貴「じゃあ、謝るから!!ごめんね!!!」
銀「ヤケクソか!!!!」
とりあえずなんでもいいから
早く探しに行きたかった、どうも嫌な予感がする…気がする…
銀「…いや、でも、お前、今日吐いてるし、、俺だけでいいだろ」
ここにきて、私の心配ですかッッッ!!!
貴「本当にそう思ってるなら、わざわさ報告しに来ないでしょ」
銀「……いや、それは、報連相はしろって松陽に言われてるし…」
貴「銀時、1度もやったことないクセに」
銀「…急に1人にされたら泣くだろお前」
そりゃ、いるはずの人が居なかったら泣くかもですけど、
貴「じゃあ、私の部屋に来るとき走らなくても良かったし、竹刀を持っていく必要も無いでしょ」
銀時がちょっと狼狽える
貴「何か思うところでもあるんでしょ…なら、私も行く」
銀「いやでも、俺の気のせいかもしれねぇし」
貴「私と銀時がそう思ってるならそれ以上の理由は無くていいと思う」
銀「………足引っ張んなよ」
そう言い、私達は暗くなった夜道を走り出した
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こめこっぱんまん(プロフ) - 杏奈さん» コメントありがとうございます!!!好きですか…ありがとうございますぅううう。言葉が身に染みるぅ…。更新がノロマで申し訳ないです…。これからも期待に応えられるように、頑張りますね!!!! (2021年1月4日 19時) (レス) id: b0dd1a3248 (このIDを非表示/違反報告)
杏奈(プロフ) - すごく好きです!無理しない程度に更新頑張ってください (2021年1月4日 14時) (レス) id: 8510cd57ee (このIDを非表示/違反報告)
こめこっぱんまん(プロフ) - ゆるさん» ゆるさん、コメントありがとうございます!!待っててくださいね!!今週末にやっと更新できそうです!!いやぁ、、テスト多すぎてキツイ……。期待に応えられるよう、精一杯頑張りたいと思います!のろま更新のこの小説ですが、これからもよろしくおねがいします (2020年6月10日 23時) (レス) id: b0dd1a3248 (このIDを非表示/違反報告)
ゆる - このシリーズ凄く面白くて大好きです!!更新頑張って下さい!!! (2020年6月8日 14時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
こめこっぱんまん(プロフ) - ayamaf2007さん» あらやっだぁ、中毒者出しちゃったわ……。救急車ャャァアア!!(大声) すいませんふざけました(( ハッピーですか、私もハッピーですぅぅうう ayamaf2007さんはコメント2回もくれていて…ほんと感謝感謝です!!これからもどんどん中毒者増やせるよう頑張ります(( (2020年3月30日 10時) (レス) id: b0dd1a3248 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こめこっぱんまん | 作成日時:2019年12月14日 7時