171 ページ24
貴女side
少しして、銀時は走って戻ってきた
手に手拭いを2つ持って
「よかった、見つかって……まあ、ちょっと探したけど…」
なにやらブツブツ言いながら。
「急に居なくなったと思ったら、手拭いって、、何を考えてるわけ?」
そう問うと銀時は得意気に顔を上げて、私の肩を掴み今度は銀時が質問してきた
「なあ!!山犬って犬だよな!?!?」
「えっ、、そうなんじゃない???」
そんな必死になって今聞くことなのかと私の頭の中は更に混乱した
「犬ってさ!!嗅覚、凄いんだよな!?!!」
「そう、だね、」
だよな!!!!と言って
少し自信満々な顔をした直ぐ後に
あとさ!?と続けてくる
「狐って犬科だったよな!?」
…この質問で私は銀時の考えている事がわかった気がした。ってか120%わかった気がする
銀時は持って来た手拭いを私の前に出した
次、来る質問は、
「お前g「お前が狐になって匂いを辿ればいい」…なんでわかった!?」
ほら、、、、
「まぁ、わかってるなら、話しは早いよな!」
って、簡単に言いますけど…
「無理じゃない??」
「なっっんでだよ!?」
銀時はバチコーンと手拭いを地面に叩きつけて突っ込む…
「いや、だって、ほら…成功するかわからないし、」
「今は少しでも可能性ある方に賭けねぇとだめだろ!!?」
わかってはいるけど、私はまだ…また、自分の事しか考えられなくて…
「あと、、、あの姿になった時、私の自我が、どうなるか、とかわからないじゃん…」
即答はできなかった
「んなの、何かあったら俺が止めてやるから!!!」
けど、銀時はいつも私の不安を消し飛ばす
大丈夫だって思うのは何故だろうな……
「急がねぇと、アイツらが危ないかもしれねぇ!」
「…っ」
銀時が叫んで意識が現実に戻る
頭に浮かぶのは2人の顔
Aと呼んでくれる。騒がしいけど優しい2人
もし、このまま会えなくなったら__
それだけはダメだ
「わ、かった。やってみる。けど、、……急に狐が現れてみてよ、私撃たれるかも…。撃たれなくても、村の人驚くよ、そしたら、ここにいられなくなるかも…」
また、私のせいで居場所がなくなるのは嫌だ…。
そう思いうつむいていると
銀時は私の肩に手を置きとびきりの笑顔で言った
「大丈夫。俺にいい考えがある」
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←170(書き方変更しました)
104人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こめこっぱんまん(プロフ) - 杏奈さん» コメントありがとうございます!!!好きですか…ありがとうございますぅううう。言葉が身に染みるぅ…。更新がノロマで申し訳ないです…。これからも期待に応えられるように、頑張りますね!!!! (2021年1月4日 19時) (レス) id: b0dd1a3248 (このIDを非表示/違反報告)
杏奈(プロフ) - すごく好きです!無理しない程度に更新頑張ってください (2021年1月4日 14時) (レス) id: 8510cd57ee (このIDを非表示/違反報告)
こめこっぱんまん(プロフ) - ゆるさん» ゆるさん、コメントありがとうございます!!待っててくださいね!!今週末にやっと更新できそうです!!いやぁ、、テスト多すぎてキツイ……。期待に応えられるよう、精一杯頑張りたいと思います!のろま更新のこの小説ですが、これからもよろしくおねがいします (2020年6月10日 23時) (レス) id: b0dd1a3248 (このIDを非表示/違反報告)
ゆる - このシリーズ凄く面白くて大好きです!!更新頑張って下さい!!! (2020年6月8日 14時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
こめこっぱんまん(プロフ) - ayamaf2007さん» あらやっだぁ、中毒者出しちゃったわ……。救急車ャャァアア!!(大声) すいませんふざけました(( ハッピーですか、私もハッピーですぅぅうう ayamaf2007さんはコメント2回もくれていて…ほんと感謝感謝です!!これからもどんどん中毒者増やせるよう頑張ります(( (2020年3月30日 10時) (レス) id: b0dd1a3248 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:こめこっぱんまん | 作成日時:2019年12月14日 7時