白銀九尾物語 4【銀魂】

162 ページ15

貴女side


しばらくすると、と言ってもすぐなんだけど、
ドタドタと言う音がして小太郎が松陽を連れて戻ってきた



高｢っ先生、Aが…!!｣



松｢A！大丈夫ですか…。｣


不安そうに尋ねてくるも慣れからかそこまで慌ててはない様子の松陽

私としてはもう大丈夫。治まったみたいだし

ただ現場は血だらけの為大丈夫には見えないだけで


貴｢…ｹｯﾎｯ…っ、あー、うん。とりあえずは大丈夫そう。……ﾍﾟｯ｣




松｢血を吐き捨てるんじゃありません｣



仕方ない。不味かったもん
よくヒーローとかやるじゃん。格好いい感じに



松｢ヒーローはヒーローでしょう。状況と場所を考えてください。家でやったら汚れが増えるだけでしょう｣




貴｢エスパーか？？｣



松陽は声に出ていませんでしたよ。とケラケラ笑う









……………………………………………エスパーか(納得)


ま、松陽だし。なんか今さらって感じしかしないよね


いつも通り茶番劇を繰り広げていると



桂｢あの、、先生…。Aは病気なんですか…？治りますか…？｣



小太郎が恐る恐るといった感じに尋ねた


松｢んー、、そうですねぇ…。そんなところですかねぇ……まぁ、心配しないでくたさい。大丈夫ですよ｣


とっってもあやふやな回答しやがったこの教師



桂｢…でも……｣


不安そうにする小太郎。そりゃそうだよね。あんな回答されたら不安にしかならないよな
ちなみに
晋助は無言でこちらを見ているだけ



貴｢あー、ほら。松陽の言った通り私は大丈夫だからさ。もう治まったから。ね？大丈夫だよ｣



桂｢…っ｣



元気だぞってアピールするために小太郎の方向いて笑顔を、つくったらちょっとビビられた。
そりゃそうだ。うん。ごめん


口元と、胸元血だらけの人がこっちみて笑ってきたらそりゃビヒるわ


松｢大丈夫ではありますが、、なにかあっても困ります。Aは奥の部屋で横になっててもらいますよ。念には念をね｣



貴｢念には念を…歯には歯を？？｣



松｢違いますよA。そうすると呪い返されそうです｣



(怨)念には(怨)念を……的な？こっわ…




松｢万が一に備えて。保険です保険｣

163→←161

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す