そっちの方がマシだった ページ10
『えっ､階段から落ちた方が良かった･･･』
??「酷くない!?」
だって君イケメンじゃん･･･
『まぁ助けてくれた事には感謝してる｡ありがとう｡でもイケメンは五メートル離れて今すぐに』
??「真顔が心にくる」
てかいつまで肩抱いてんだよ。
私のパーソナルスペースからはよ出ていけ
「･･･っ!ちょっと貴女､鬱様にまで生意気な口聞いてんじゃないわよ!!」
おおっとぉ??
"あんた"から"貴女"になったぞぉ???何で少し丁寧な口調になったのかなぁ?おお?(煽っていくスタイル)
『てか鬱ｻﾏって誰やねーん』
??「あ､僕やで｡二年Ｂ組の鬱って言います｡よろしくAちゃん」
おー隣のクラスか｡
とかどうでもいい事を考えながら私は鬱と目測五メートルの距離を取った｡
そもそもなんでコイツは私の名前知ってんだ｡
まぁ女子生徒の口調からするに･･･生徒会か｡
ひとらんらんさんが言ってた生徒会長･･･グルッペンっていう奴からの差し金か?
ut「え〜ホンマに距離取るん?」
『うるせぇそんな事言いに来たわけじゃねぇだろ?てかその品定めしてるみたいな眼やめろや』
私の言葉に鬱のヘラヘラした笑顔はピタッと止まる｡そして一瞬だけ真顔になったあとまた笑いだす｡
けど今度は含みのある笑い方だ｡
「〜っっ!!鬱様!!生徒会に歯向かったこの女を処罰するべきです!!」
「そうです!コネシマ様に対しても無礼な態度を取っていたんですよ!?」
『当の本人からは咎められてないし､むしろ先に突っかかってきたのはコネシマの方だっつの｡目だけじゃなくて耳まで節穴なの?』
「だからあんたのその態度がっ!!!!」
ut「ちょっと君ら黙ってくれへん?あ､Aちゃんを除くね」
そう言って鬱は女子生徒達を牽制した｡
陽気な声音ではあるものの､その裏に込められた"圧"に畏怖しそうだった｡
女子生徒達は顔を真っ青にしている｡
『先に言っとく､私はアンタに用はない』
ut「残念ながら俺はあるんよなぁ〜ごめんな? 」
"俺"･･･か｡
どうやら鬱の本性はこちららしい｡
『要件は聞くだけ聞いてやる』
ut「いい子やね｡じゃあ俺と一緒に生徒会室､来てくれへん?」
『却下』
ut「拒否権あると思っとん?」
『聞くだけつったろが』
何やコイツ
何やコイツ(2回目)
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淡々目ン？ - 初めて見ましたがすごく良いと思います！応援しています。更新頑張って下さい！あやや (4月8日 20時) (
レス) @page13 id: 7215328c99 (このIDを非表示/違反報告)
雫 - イラスト好きです！ (2023年2月5日 18時) (レス) @page2 id: fbda915cf9 (このIDを非表示/違反報告)
える＠しっかりと国民＿zmさん推し - 文才ありすぎ、、、 (2022年3月9日 2時) (レス) id: 2c1cc6224f (このIDを非表示/違反報告)
える＿脅威さん推し - イラスト好きです！内容好きです！結論：作者さんすちはぁと(( ←良い精神科知ってますよ (2022年3月9日 1時) (レス) id: 2c1cc6224f (このIDを非表示/違反報告)
るき(プロフ) - 長々とすみません、これから続きも楽しく読ませていただきます。失礼しました！ (2020年6月8日 7時) (レス) id: 24bdf70a41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みー
| 作成日時：2019年7月9日 16時
