新しい生活。 ページ27
女の人は
母 「」
表記にします
────────
母 「はい、ここがあなたたちの部屋だよ」
連れてこられたのは、普通の家に比べれば割と大きい部屋。
家自体も一軒家で、自分たちにはもったいないくらいだった。
『うわぁー!ひろーい!!』
Aははしゃいでいる。
施設とは全然違うからね……
母 「ふふ、じゃあ私は出かけてくるから、大人しくしててね?くれぐれも何も触らないように。じゃあ行ってきます」
今は夜の7時。
こんな時間から出かけるってどういうこと?
やっぱり嫌な感じ。
『はーい!』
翔 「………A、変なことするなよ。先生みたいに叩かれるかもしれないから」
俺は念入りにAに教えた。
『うん!』
心配だけど見てればいいか。
母 「ただいま………ちょっと二人ともこっち来て」
朝の6時になって、"母親"が帰ってきた。
施設で早起きしていたから、この時間にはもう自然に起きられていた。
俺たちは走り出す。
目の前に着いたところで、
パチンっ!!
翔 「……った………」
思いっきり頬を叩かれた。
『いたいよ………』
Aの頬には赤い跡がついている。
翔 「なんで……?」
母 「こうすれば、ストレス発散になるでしょ?
今日は昼から出ていくからね。朝ごはん食べようか」
は……?
やっぱりおかしい。
こんなの………
でも、俺たちにはここにいる以外生活する術はない。
ほんとうにこのままでいいのか?
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坂田家なわたし(プロフ) - 、さん» ありがとうございますヽ(*´∀`)ノ嬉しいです!! (2018年2月24日 17時) (レス) id: 586395665d (このIDを非表示/違反報告)
、 - とても面白いです! (2018年2月24日 17時) (レス) id: 446b8403aa (このIDを非表示/違反報告)
坂田家なわたし(プロフ) - サンさん» コメントありがとうございます! がんばります!ありがとうございますヽ(*´∀`)ノ (2018年1月18日 23時) (レス) id: 586395665d (このIDを非表示/違反報告)
サン - 面白かったです!がんばってください! (2018年1月18日 22時) (レス) id: 4cb36c6ab8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:坂田家なわたし | 作成日時:2018年1月13日 5時