私と溺愛彼氏 (ページ4)

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朝練のご褒美ページ4

( ねえ、拓斗くん...好きだよ。だからキスして？ )

｢ Aちゃん、そんな事言われたら俺、我慢出来ないって。｣

( でも、早くキスしたいから...。我慢しなくていいよ。)

｢もう、どうなっても俺知らないよ。｣

( うん...。)

｢じゃあ、キスするよ...って、うわあああ。｣

階段から落ちたような感覚。

｢ねえ、拓斗くん！拓斗くん起きて。｣

｢ Aちゃん、やっと会えたキスしよ？｣

｢た、拓斗くん... // いま、授業中だよ？｣

｢あれ、だって2人でキスしようとしてい、え、もしかして夢...。｣

｢おい、拓斗。あまり、Aに迷惑かけるなよ。｣

｢ ...夢...夢...夢。これが、現実だったら...。｣

｢拓斗...聞こえているか？｣

｢夢...夢...キスしたかった。｣

｢ねえ、拓斗くん ( ぽんぽん) ｣

Aがノートを見せてきた。

何かと思って見たら綺麗な字で

" お昼キスするから今は我慢して "って書いてあった。

｢か、可愛い！！！！！｣

｢拓斗うるさい！！！｣

｢黒田～、授業中だうるさいぞ。｣

｢すみません...。｣

ユキちゃん先生に怒られてるや。

これが幸せな夢で終わらなくて良かった。