俺の話【ヒロアカ】 (ページ45)

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『えーっと、少しコンビニに』

〈切島と瀬呂と上鳴が心配してる。今すぐ公安のヒーロー課に来い。〉

『え？今すぐ？』

〈話がある。今すぐにだ。〉

『え、ちょっと待ってくださ__』

ガチャと電話が切れた。戸惑うまま携帯を閉まった。

「なんだって？」

『担任から呼び出し喰らった。最悪だ。もうこれで家の中まで監視カメラが来るかもしれない、そうなったらもう儲けられない！！』

項垂れていると死柄木がため息をつく音が聞こえた。

「お前いつからそんな弱気になったの？なんか気持ち悪いんだけど」

『お前は言葉の選び方を学べ』

「別にいいじゃん。監視が増えたなら俺が迎えに行ってやる。」

『それが出来ないように監視してるんだ、脳みそないのかよ』

「黒霧もいるし大丈夫だろ。どうせ暴れるんだし。な？」

『......無案よりは余っ程いい、分かった。もうそれでいい』

半分諦めモードのAは、黒霧によって公園のトイレに送られた。

『トイレかよ、気分が悪くなる』

グチグチ言いながらも急いで公安に向かった。

本心を言ってしまえば行きたくない、もしバレたのだとしたら迷惑と共にワンネスがバレてしまうし、バレていないとしても疑われるのは必須だからだ。

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