俺の話【ヒロアカ】 (ページ20)

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情報屋の話ページ20

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『おはよう！』

「｢｢｢｢｢｢｢｢復帰早！！！｣｣｣｣｣｣｣｣」

相澤の復帰の1日後、調査入院を終えたAは登校した。

『元々怪我は治りやすい体質だからね』

「そういうレベルの怪我じゃなかったろ！？骸骨割れたんだぞ！？」

『ははっ大丈夫大丈夫！それより体育祭あるんだって？楽しみだね〜負けないから！』

「｢｢｢｢お前出るのかよ！！｣｣｣｣」

『当たり前だよ。強くなるためにココに来たんだ。』

「！......あのさ、樋口くん！

...ワンネスって知ってる？」

驚いた、、どこで知ったんだ。誰から聞いたんだ。なぜ知ってるんだ。そんな不安を押し殺して机に鞄を起きながら緑谷に向き直った。

『、え？知らないけど、』

「デクくん、知らないと思うよ。入院中って携帯没収されてたんやろ？」

「あっそっか、、ごめん！何でもない！」

片手を降って自席に戻ろうとする緑谷の腕をガッシリと掴む。

『で？それがどうしたの？』

「！......あ、あのね、、その、」

強く握られた腕に驚いたのか、緑谷は言葉を濁した。

「樋口くん、U.S.Jで相澤先生が情報屋ワンネスのことをヴィラン連合から聞いたんだって。

その後、どこからか分からないけどワンネスについての情報が沢山世間に公表されたの。」

これ、そう言って見せられた携帯にはワンネスの人物像などが書かれていた。

「警察も確実とまでは行かないけどその情報を元に捜索するんだって。」

『見っ、せて！』

携帯を乱暴に取り上げ焦りながらページを捲っていく。

自分についての情報が雄英にバレたら計画が台無しになる、その一心で記事を読んだ。

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