サボりが生き甲斐ドクササコ短編集

まじでブッ殺5秒前〜(忍たま昔話に出て来たとある話)妖怪パロ ページ48

あー血が飲みたい。特に女の血何て最高だ。
こう…トロッとしててほのかに香る上品な甘さが癖になる。
丁度いい女もつい先日見つけて目星も付けた。だからこそ…此奴等は邪魔だ

凄腕))なぁ…邪魔だから出てけよ。タソガレドキ組よぉ…

ジロリと睨みを利かせ俺…いや、俺達ドクササコ組に目の前の包帯男達、特にその中でも背の大きい男…つっても此奴が首領何だが、ただ一言「嫌だ」と言いやがった

雑渡))あの村は私達、タソガレドキ組が目を付けたのだから君等には手出しさせないよ？

だから彼女も渡さない と片方だけ見える目でにんまり笑う雑渡だがそれこそ笑わせる。何故ならば

凄腕))お前等より先に目を付けたのは俺達だ。何より〈包帯男〉とか名乗ってるみてぇだが…オメエらタダ包帯巻いてる人間じゃねぇかよ！

このおっさん！！ も付け加えて言えば笑っていた目や頬がピクピク動き出す雑渡w

凄腕))〈ミイラ〉ならまだ分かるんだがなぁ〜いや、〈包帯男〉も妖怪に居るっちゃ居るだろうが…この間、偶々！偶然！おっさんがふつ〜うに包帯巻いてる所を発見したからなぁ〜何の間違いかとおぼひゃ

雑渡))…それ以上言わない方が君の為だよ？

更に言葉を紡ぐ俺の口を静かに塞ぎ微笑む雑渡だが目に殺気を宿して此方を見ている。ふーん？

凄腕))やるか？

雑渡の手を退かし静かに聞けば

雑渡))君が良いならね？

さっきよりも10倍の殺意を乗せて冷たく笑う雑渡。まぁそれは俺も同じなんだが…

凄腕))…男の血はマジィんだがなぁ〜

雑渡))数だけが私達の強み…とか思わないでね？




A))ねぇアレ何やってんの？

留三郎))先輩の住んでる村の取り合いらしいですよ？話によると…

文次郎))一言で言えば〈領地争い〉ですね

ゴゴゴ… と言う効果音が出てくる程の殺意剥き出しの妖怪 & 人間の集団の方を指差して元後輩達に聞けば若干呆れながら答える留三郎と文次郎。えぇっと…

A))…私の村って学園の領地って事、誰か教えてあげてくれん？

そう言って薄目になる私だが実は気になることが１つある

A))ってか、私の村って何か戦とかに関係する地形でも何かしらの特産がある訳でも無いんだけど(⌒-⌒; )

松千代))まぁ目的は村自身ではないみたいですがね

木の後ろに隠れて教えてくれる松千代先生に首をひねりながら再び目の前の集団を見て見る。

雑・凄))…！！

丁度その時、睨み合いを続けていた両者が動き出した瞬間だった

2人の怪盗は今日も競い合う→←レッツ シェア ボッキー！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す