サボりが生き甲斐ドクササコ短編集

月を見て酒を飲む 4 ページ38

まぁ…そんなわけで今回の任務は無事にドクタケに密書…とは言っても城主同士の茶飲み約束なのだが兎に角仕事は終了。
俺達はドクタケ忍者隊首領 稗田 八方斎から頂いたドクタケ饅頭をほおぼりながら帰ったのだ
…あん？じゃあ何に悩んでたのかって？それはだな…俺の目の前にあるこの紙の束が理由だよ

白目))1人でなーにブツブツ言ってるんです？

俺の状況を軽く説明している中でヒョッコリと顔を出したのは白目だ。どうやら自分の仕事の資料のチェックを俺に確認してもらいたらしい

白目))…その紙の束ってまさか…(^_^;)

資料を俺に渡しながら俺の机に目をやる白目の顔からは案の定苦笑いを浮かべているので俺もそれに負けないくらいの苦笑いを浮かべつつ軽くうなづいた。今回の悩みの種のそれを

凄腕))あぁ…見合い写真の束だ

言っとくが俺のじゃねぇからな？俺のじゃ！！

A))じゃあ誰のなんです？

今度は自分の仕事をさっさっと終わらせまだ終わって(言っとくが俺は終わってんからな？)ない白目達の為にお茶を淹れてたAがお茶を俺達の前に起きながら首を傾げたので思わず叫んでしまった

凄・白))おめぇのだよ！

目をパチクリさせる元問題児。
そうなのだ。密書の任務が終わってからと言うもの殿やタソガレドキの山本が揃って毎晩渡してくるのだ。それも本人ではなく何故か俺に！！！

白目))うっわぁ〜しかも山本さんのはタソガレドキの独身メンバー…あっ雑渡さんも載ってる！あっあれ？コッチにもあっ！あっコレにも？！

A))…殿のは敵対している城主や忍者隊の首領ですねーあれ？何でこんな所にも雑渡さん…あっそう言えばドクササコとタソガレドキって敵同士か( ﾟдﾟ)ﾊｯ!

とまぁー白目達が詳しい写真の概要を説明してくれたからもう１つしか言わねぇが…少なからず雑渡とは絶対させねぇ( ﾟдﾟ)ｸﾜｯ

凄腕))って俺は父親か！！！

ドン！！！バキバキ！！！

白目))あぁっ！机3号が(￣◇￣;)ガビーン！

A))これで何個目ですか？！

1人ツッコミのついでに机に向かって思わず拳を振るうと悲鳴あげて真っ二つに割れてしまう机にAと白目の2人に思いっきり怒られる俺(まぁ机を何度も壊してAに修理して貰ってるから仕方ねぇが)は一先ず横に置き結局の所、Aの見合話は薬の効果が切れるまで続いた

…これは余談だが性格が逆になる薬は某学園やとある忍者隊に飛ぶ様に売れて奴が俺に盛ることはなくなったのはまた別の話だ

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