サボりが生き甲斐ドクササコ短編集

白雪姫 ファイナル ページ24

凄腕))……はっ！！！

ガバリと体を起こし慌てて周りを見渡す。
…何時ものドクササコ城の景色に俺の格好(忍者装束)だ

凄腕))良かった。ただの夢で…ん？

ホッと胸を撫で下ろし床に降ろした時手に何かが触れた

白目))…あっ！高坂さん…それ俺の…ムニャ(｡-.-｡)zz

陣左))尊奈…門…食…時中は…煎餅食べる…な(´-ω-｀)

尊奈門))せん…おい…(´-ω-`)

押都))どう…私…て

A))うーん…雑渡さん…来にゃいで…

見て見れば酒を抱えて寝ている俺の部下 & 雑渡の部下達が転がっていた

凄腕))あー…そいや昨日はドクササコ城で宴会したからな

陣内))おや凄腕さん貴方も起きましたか(*^^*)？

凄腕))おう。早いな

俺の後ろからにこにこしてやって来たのは雑渡の部下の山本だ。手には人数分の布団を持っており恐らく寝ている奴等の為にかけて回るのだろう。
ん？そう言えば…

凄腕))雑渡はどうした？

寝ている奴等の中にも居なかったしもし仮に起きているのならうちの馬鹿(A)に寝ているのを良いことにちょっかいをかけそうな物なのだが…

陣内))実はお恥ずかしい話 溜まってた仕事を先程 片付けて居たんですよ

唐突に仕事の話をし出す山本。だから雑渡はどうしたのか聞きたいのだが…

陣内))あぁ組頭なら彼処の庭で寝て居ますよ(*^^*)？

俺の意を理解したのか山本は再びニコリと笑うと庭先のある一本の木を指差す

陣内))あぁしないと寝られない様なので…すみません。庭は後でちゃんと元どおりにしますので…

そう言って俺に向かってぺこりと頭を下げると山本は今度こそ俺の後ろで寝ている部下達に布団をかけに行った

凄腕))お前も斬新な寝方をするんだなぁ

嫌味半分本音半分で雑渡に近づくとうんうんと首を縦に降る俺の目の前では木に逆さに吊るされ下には轟々と燃え盛る炎の中で眠る雑渡の姿が…

凄腕))俺も山本を見習わないとな…

そう言いながら俺は今日も仕事に励むのだった


短編を読んだキャラからのコメント

雑渡))私の扱い酷くない？！後、あんな寝方は幾ら何でもしないよ！

陣内))貴方が仕事をサボってばかりなのでお仕置きも兼ねてやりましたが何か問題でも？

雑渡))大有りだよ！！！

高・諸・押))組頭だからなー

雑渡))酷い！！！

A))まぁ結局、生きてるんだから大丈夫ですってw

凄腕))物凄い結果論だがな

白目))と言う訳でお疲れっしたぁー(*≧∀≦*)

雑渡))酷い…(泣)

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