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STORY 1 ページ1

.



「 このクソオトコ!!! 」





思いっきり怒鳴る声が聞こえた。

高校に入学して、一ヶ月が経つ頃。









.




これほどまでに、ギリギリに学校に到着したことを後悔することはないと思う。









私のクラスの前の廊下で

同じクラスの絹張くんと

隣のクラスの ナナミちゃんが1:1で


向き合ってるのが見える。







あ〜、どうしよ、、


教室、、入れない、、、






「 ほかの子とも付き合ってたって、カリンから聞いたよどういうことなの!?」




「 私のこと好きだって言ってくれたじゃない、、! 」






怒鳴り声は、廊下の曲がり角にいる私でさえ

はっきり聞こえるくらい大きかった。



周りの人も、

なになに?と振り返る。







シルク「 、、好き ? 」








シルク「 、、 俺お前に そんな

優しい言葉かけたっけ? 」





「 、、 なにいってんの 」







ナナミちゃんが震えた声を絞り出した






いやあ、、

朝からとんでもない修羅場、、


.







シルク「 俺、お前が好きっつーから、

いいよ、付き合ってやろう。とは言ったよ? 」






シルク「 でも 」







シルク「 好きなんてそんなに甘い言葉


どうせ、外面しか見えてねえようなお前に


言うわけねえじゃん。笑 」









ナナミちゃんが、

オンナノコなら誰でもいいのね、、!!


って泣いてる声が届いた。





あの男はオンナタラシで有名。


所詮 くそオトコだよ。ナナミちゃん


ナナミちゃんにはもっといい人がいると思うよ


なんて心の中で思った。






いいや、これで遅刻になりたくない!

と思って気配を消してゆっくり教室に近づいた




涙を流した ナナミちゃんと、

ポケットに手を突っ込む絹張くんがまだ向き合っている。



もうイイ?なんて絹張くんが面倒くさそうに呟くのを聞いた。



ゆっくりゆっくり教室に入ろうとした。




.






シルク「 この子だったら本気になってもいいかな 」






.





横目でもわかる。



指を指してる絹張くんが視界に入る。




こっちをじっと見ているのを

横目でもわかる。




ま、まさか。と思った。





ゆっくり振り返る。




.







.




……



A 「え、、あのー、すみません、もしかして… ?」




シルク「 そう。そこの君 」




.




ですよね

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シルク - 名前付きはいい!!! (2019年7月26日 21時) (レス) id: 31068e6548 (このIDを非表示/違反報告)
ちさの(プロフ) - 妄想女子さん» お返事遅くなってしまい申し訳ないです(T_T)あたたかなコメント有難うございます!これからも私のペースにはなってしまいますが頑張っていきますのでこれからもよろしくお願いします(´・・`)! (2018年9月14日 13時) (レス) id: 5f580b46ec (このIDを非表示/違反報告)
妄想女子(プロフ) - すごく読んでて楽しいです!!これからも頑張ってください!! (2018年4月8日 17時) (レス) id: aac46d573f (このIDを非表示/違反報告)
ちさの(プロフ) - おいらさん» コメント有難うございます…!嬉しいです( ; ; )有り難きお言葉いただけまして頑張れます!これからも宜しくお願いします(*´ω`*) (2018年3月23日 7時) (レス) id: 5f580b46ec (このIDを非表示/違反報告)
ちさの(プロフ) - 彩乃さん» コメント有難うございます…!お気遣い並びにありがたきお言葉頂けましてとても嬉しく思います( ; ; )これからも更新頑張ります…! (2018年3月23日 7時) (レス) id: 5f580b46ec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちさの | 作成日時:2018年2月2日 17時

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