シスコンな兄とツンデレな妹とその仲間達part3【浦島坂田船】

番外編『新年』�� ページ42

｢あともうちょっとや…！｣

｢しー、静かに…！｣

｢なんか緊張するなぁww｣

｢今更でしょ？ww｣



──０時──



う｢新年｣

志｢あけまして｣

坂｢おめでと〜！！｣

セ｢完結させんなや！？

おめでとうございまぁぁあああす！！｣


う｢おめでとう言っちゃうんだw｣

セ｢やって、ございまぁぁあす！！

だけっておかしいでしょw｣

｢｢www｣｣


坂｢まぁまぁ、そんなわけで新年が始まったわけですが！｣

う｢わけですが！？｣

坂｢…えー。せっかくなんでね。今年の目標を！｣

志｢俺たちではなくAがいいま〜す｣

ぼーっと傍観者を決め込み、

ふざけるお兄ちゃん達を眺めていたら、

突然呼ばれる名前。


…ん？


『はぁ！？！？』


まてまてまて。

これ読者に対する挨拶じゃなかったの？

ただの小説始まるの？この人たち大丈夫か頭←


志｢よろしく｣

頭おかしいのは作者だから、なんて付け足されるけど無視。


『は？ちょっと待って。それ誰が興味あるん？

ないよね。誰得なん！』

セ｢俺｣

即答するな我が兄よ。

『おバカ？

お兄ちゃんと別に暮らすことを目標に今年生きていい？』

セ｢え。

待って待って待って、お願いやからそれだけは。

それだけはご勘弁を…！！｣


『嫌』


セ｢A頼むって〜！！ほんまに無理。

毎日顔見られへんのとか生きてかれへん。

もうあのかわいい寝顔見れへんのも嫌や。

写真だけじゃ足りひん。やからお願いします｣

泣きながら縋りついてくるけど、絶対に許しません。


というか、

『待って。写真って何。

私とお兄ちゃんそんな写真撮らへんやん。いつの』

セ｢そりゃ寝顔｣

う｢そういや、ラマンのスマホのホーム画面Aちゃんだったよな｣

『はぁ！？』

坂｢センラ足りないおじさんやん！！

僕の枠あげよか？足りなぁぁいって｣

志｢足りないおじさんww

センラさんあれ高校の時からやけど、毎日変わってるよなww｣


(…え？)

『はぁぁあ！？なにそれ。毎朝撮ってたん！？』

セ｢？うん｣

『うんちゃうわ、バカ！！』

(この人ほんま何してんの！？

何も聞いてないんやけど！！)

志｢ちなみに寝顔だけじゃないで｣

『は…？ほんまに何してんのあの人。

ストーカーで訴えていい？』

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