シスコンな兄とツンデレな妹とその仲間達part3【浦島坂田船】

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前回までのあらすじ
たぬワンにきたAですが、推しと距離が近すぎます。こたぬきなら誰でも大丈夫やと思わんとって！？


う｢？違うの？｣

『ち、違いませんっ、けど！』


坂｢うらさんのためにオシャレしてるんやろ？

せっかくやし2人撮ったろか？｣

『は、はい！？い、いいいや。いい！』


(なんでこうなるの！！)


坂｢えぇ〜｣

『い、いいから早く帰る用意してよ！

お兄ちゃんが怒るでしょ…！』

坂｢みっちゃんが承諾すればいい話やのに〜｣

『ぜ、絶対やだ！』

(もうどうせ集合写真に写ってるよ…！)


う｢坂田諦めろよ…はい、どうぞ｣

呆れ顔をしてさかたんに言って、私にコーヒーを差し出してくる。

『あ、ありがとう、ございます』

それを受け取り、少し口付ける。


坂｢うらさーん。みっちゃーん｣

『？』

う｢何？｣


呼ばれてさかたんの方を向けば

カシャ

と鳴るシャッター音。


『！？』

坂｢隙あり！｣

と無邪気に笑うさかたん。


(してやられた)

完全に素の顔で、しかもうらたんの隣で、写った。


『さ、さかたんのアホ！あほの坂田！！！』

坂｢えっ？何それ。貶してるの？ねぇ？｣

『知らん！』


私はぐっとコーヒーを飲み干した。


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早くもpart3です！全く終わりが見えません()

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