今日:19 hit、昨日:3 hit、合計:58,012 hit
小｜中｜大
26 ページ27
｢ふふっ｣
『え？』
センラさんが小さく笑って、首をかしげていたら、センラさんは火をとめ、フライパンを置く。
そして、私の手を握って体ごとこちらに向けて、ぎゅっと抱きしめてくれる。
『わっ…な、何ですか…』
｢いや、嬉しいなぁ思って｣
『？何が…？』
｢やってさっきの図星やろ？｣
『っ！？』
｢A、顔真っ赤やで？｣
『し、知りません！！』
恥ずかしくて、顔が熱くて、センラさんから離れようとするけど、センラさんの力が強くて離れられない。
『は、離してください！』
｢嫌。離さんよ？｣
力強く抱きしめられて、安心するけど、不安にもなる。
だってこれは、いつまで続く？
さっきの通知を思い出す。
母からの電話の通知と…
母あの人は嘘つきなのよ
というLIME。
いつかは壊れる関係。永遠はない。
お願いだから、永遠を願いたくなる夢を見せないで。
この暖かい夢に浸らせて。
矛盾した気持ちが交差する。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 112人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
沖瀬アオ(プロフ) - まぁささん» わぁあ！？すみません、気づきませんでした！教えてくださってありがとうございます<(_ _*)>訂正しましたので、これで大丈夫だと思います(もしまだなってたりしたら教えた貰えると助かります…) (2018年7月1日 16時) (
レス) id: 6a612532f8 (このIDを非表示/違反報告)
まぁさ - 名前が茜？っていう名前のままなんですが... (2018年7月1日 16時) (レス) id: cd1e3819fd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
