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『えぇ!?』
その人物を見て私は驚く。
そこに立っていたのは、高身長の金髪…センラさんだったからだ。
驚きすぎて涙なんて引っ込んだ。
「あ、やっと出てきた」
携帯を見ていたセンラさんは私の声で気づいたように顔を上げる。
『な、なななんで!?』
「なんでって…会いたくて?」
『仕事は!?』
「終わったで?」
(嘘でしょ!?センラさんがいるとか聞いてない!!)
「ちゃんと連絡いれたのに、見てないのそっちやで?」
『!?え、声に出て』
「うん」
まさかの声に出てた。
なんとなくそんな気はしたけど。
携帯を見れば確かにセンラさんから校門前にいるとのLIMEが入っていた。
(気づかなかった…というか、学校にいたから電源切ってた…)
会いたかったから嬉しい。
けど、それと同時に今は会いたくなかったとも思う。
(泣きそうになってたの気づいてないよね…?)
不安になりながらセンラさんを見るが、何も言ってこない。
(気づいてない、のかな…)
「ん?どうかした?」
『え?あぁ、何でもな』
「あれ?Aちゃん?」
(あ、まずい)
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沖瀬アオ(プロフ) - まぁささん» わぁあ!?すみません、気づきませんでした!教えてくださってありがとうございます<(_ _*)>訂正しましたので、これで大丈夫だと思います(もしまだなってたりしたら教えた貰えると助かります…) (2018年7月1日 16時) (レス) id: 6a612532f8 (このIDを非表示/違反報告)
まぁさ - 名前が茜?っていう名前のままなんですが... (2018年7月1日 16時) (レス) id: cd1e3819fd (このIDを非表示/違反報告)
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