シスコンな兄とツンデレな妹とその仲間達【浦島坂田船】 (ページ18)

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『何がいい？』

セ｢鏡花水月は？｣

志｢虎視眈々とか｣

セ｢はぁ？｣

選曲が悪いのか、お兄ちゃんが志麻兄を睨んでる。

志｢ちょ、怖いって！｣

『何でもいいからはよ決めて～』

セ｢よくないやろ！こんな変態…｣

『…お兄ちゃん…そろそろ志麻兄の人格否定し始めそうやからやめよ？』

志｢それは辛いからやめて｣

セ｢やめるのは志麻くんの方です｣

『はいはい両方やめる。はよ決めて』

そう言えば、2人でカラオケのリモコンを持って話す。

志｢…あ、何曲歌ってくれんの？｣

『え？んー…最高４曲かな』

セ｢じゃあ、俺が3曲選んで、残り志麻くんな｣

志｢いやいや、そこは平等に行こうや！！｣

『2曲ずつね。あと、一緒にはぜっったい歌わんから！』

志セ｢えー｣

一緒に歌いたかったのか、不満そうに声を出すが

『なら何も歌わんよ』

そう言えば、2人は再びリモコンに目を落とした。

その後曲が決まったようでお兄ちゃんが鏡花水月と私、アイドル宣言。

志麻兄がアイネクライネと君に恋したセカイで僕は。

2人とも悪意のある選曲。

(お兄ちゃんの2曲目は悪意しか感じないし、志麻兄のは自分の曲…)

正直に言おう。引いた((