初めまして、命の恩人です。【東卍】

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「場地。今夜の集会、俺も行く」

"自分にけじめをつけたいんだ"という一虎。

「ああ。言われなくても連れて行くつもりだったけどな！A、お前も来るか？」

『行かない。絶対に私の名前出すなよ…？』

…まあ、一虎がいれば大丈夫だろう。


『集会の前に、場地くんは一旦お家に帰らないと。お母さんも心配してるだろうし…。いまタクシー呼ぶからちょっと待って』

私が車で送っても良いんだけど、万が一に備えて。

「短い間だったけど楽しかったぜ！千冬とまた遊びに来るわ！」

『ん、待ってるね』



・

no side


"血のハロウィン"の総決算。

「"血のハロウィン"で得たモノもあれば、失ったモノもある。…壱番隊隊長 場地圭介が死んだ」

辺りがしーん…と静まり返ったとき

一人の男の声が響いた。


「おいおいマイキー。誰が死んだって？」

「……は？」

途端にざわめき出す一員。

「？！ば、場地くんが生きてる…！！」

「……ッ」

驚く者、喜ぶ者もいれば、悔しがる者も。


「東京卍會 壱番隊隊長 場地圭介は！！

こんなところで死なねえよッ！！！！」

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