3話 ページ4
解剖室を出た後所長の元へ向かった
真嶋「真嶋です、只今帰りました」
神倉「真嶋さんお帰りなさい
音信不通はやめてよ〜
この半年間私は心配で心配で…」
真嶋「すいません、急に出て行ったりして」
神倉「あ、中堂さんには
帰ったこと報告に行きました?」
真嶋「はいつい先程…あれ?私の育ててる
檸檬の木枯れずにちゃんと手入れしてある」
窓辺に置かれた鉢植えを見て真嶋が言う
神倉「ああ、それね
中堂さんが水遣りしてくれてたんだよ」
真嶋「中堂さんが?」
神倉「中堂さんって真嶋さんには優しいよね」
真嶋「そんな事はないと思いますけど」
口ではそう言いながら少し嬉しそうな顔をした真嶋
真嶋「…所長は聞かないんですね
私が半年間どこで何をしていたのか」
神倉「聞く必要はないですよ
またこうして戻ってきてくれたんですから」
真嶋「だからあの時も何も聞かなかったんですね」
私はこの人の懐の深さに何度救われたか分からない
神倉「じゃあ…帰国して
すぐで悪いんだけどいつ依頼が
入ってもいい様に準備だけしておいて下さい」
真嶋「はい」
真嶋はそのまま解剖室へ歩き出した
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檸檬の花言葉は『誠実の愛』
窓辺のそれは誰を想って
育てられているのか彼女の他に知る者はいない
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はな(プロフ) - M!uさん» 応援ありがとうございます、更新頑張りたいと思います。 (2018年2月24日 19時) (レス) id: 033897b810 (このIDを非表示/違反報告)
M!u(プロフ) - はなさん» そうなんですね、了解です!更新がんばってください! (2018年2月24日 18時) (レス) id: f7d91c7f3a (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - M!uさん» 丁寧な説明ありがとうございます、ですがこの作品はどうしても主人公の名前を真嶋マコトにしたかった事から固定とさせて頂きました事をご了承下さい。 (2018年2月24日 18時) (レス) id: 033897b810 (このIDを非表示/違反報告)
M!u(プロフ) - (名前)ってやったら名前だけ変換できますよ (2018年2月24日 18時) (レス) id: f7d91c7f3a (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 、さん» 全く気づいておらず、ご指摘してくださってありがとうございます。 (2018年2月2日 14時) (レス) id: 033897b810 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はな | 作成日時:2018年2月2日 9時