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その日はおついち先輩の車で出かけたため、1度兄弟の家に戻り2人を降ろしてから私を家まで送り届けてくれ、去り際には「明日楽しんでね」と優しく声をかけてくれた。
帰宅後、兄者さんから『9時に迎えにいく』とメッセージが届いていたので『了解です、楽しみにしてます！』と返事をした。
夕飯を食べてお風呂から上がると、私は先輩が選んでくれた服を出してみた。さすが先輩、お洒落かつ私に似合いそうなコーディネートを選んでくれた。
明日これを着て兄者さんと一緒に出かけられる…弟者と先輩に感謝しなきゃ。
そう思いながら今日上がった動画を見てひと笑いし、眠りについた。
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翌日の8時30分、私は用意を終わらせて兄者さんを待っていた。楽しみすぎて30分が長く感じるほどだ。
50分頃に兄者さんから『もう着く』と連絡が来たのでマンションの下に降りると、ちょうど兄者さんの車が到着したところだった。
「兄者さん、おはようございます！」
兄「お、おう…おはようさん」
助手席に乗った私をまじまじと見つめる兄者さん。な、何…？
兄「その服、似合ってる。かわいい。」
なっっっっ…そんなこと言ってくれる兄者さんは反則だ。
「あ、兄者さんも、今日もかっこいいです…」
兄「…照れるからヤメロ」
そう言ってそっぽを向いた兄者さんの耳が少し赤くなっているのを見て私も照れてしまった。
その後は動画の感想などを話しながら水族館へ向かった。
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「水族館なんていつぶりだろう…！」
私は久しぶりの水族館にテンションが上がってしまい、兄者さんはそんな私を見て嬉しそうにしている。
兄「チケット買ってくるからちょっと待っとけ」
「はい！」
私はチケットを買いに行った兄者さんを後ろから眺めていた。人混みの中でも目立つ長身。私は低身長のためすぐに見失われてしまうのだが、兄者さんならすぐに合流できそうだな、なんて考えていると本人が戻ってきた。
「あ、兄者さん、いくらでした？」
兄「レシート捨てたからわからんし奢られとけ。」
そう言ってずんずん進んでいってしまった。
「あ、ちょっと待ってください！」
私は急いで兄者さんの背中を追いかけた。
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スネゾカペ - 完結((´；ω；｀))とってもいいお話でした...！苺さんの新作まってます(書ける時間があればの話ですが...) (2018年8月7日 9時) (
レス) id: 0af73918fb (このIDを非表示/違反報告)
苺。(プロフ) - スネゾカペさん» ありがとうございます( ´ω` )/本編は終わりましたが、また別のお話でもよろしくお願い致します！ (2018年8月7日 1時) (レス) id: bced30bcc8 (このIDを非表示/違反報告)
スネゾカペ - 更新楽しみにしてます(^ ^) (2018年8月6日 1時) (レス) id: 0af73918fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺。 | 作成日時：2018年7月9日 8時
