猛毒*59* ページ17
＿＿同時刻・島の外周(イッカク、ウニチーム)
作戦のため隠密行動をとっていた一向に敵が攻め込む。
「ちょっとウニ、敵いるんだけど！！」
「大丈夫だろ、イッカク。相手は一人だけみたいだしな！」
「そうやって油断してると痛い目見るからね！！
とにかく戦闘準備！狼煙が上がればキャプテンが気付いてくれる！」
「予想外の状況でも俺たちの仕事は変わらねェ！」
両手にピストルを持ち銃口を向ける敵に、イッカク達は怯えることなく戦いを挑む。
ここで止まっているわけにはいかないのだ。
「俺たちはレオ海賊団…銃使いラディアンだ…ハートの海賊団、蜂の巣にしてやる……！！」
男はそう呟いて、まるで何かに突き動かさているかのように発砲を始めた。
その弾道は真っ直ぐに仲間の頭を捉えている。
「そんなもん当たるかよ！！」
「Aを傷つけたこと、後悔させてやるから！」
【銃使い・ラディアンVSハートの海賊団一味 戦闘開始】
＿＿同時刻・島の外周(クリオネ、ハクガンチーム)
「ぅおっと…！アブねぇな！！」
「こいつは俺たちが引き受けるからお前らは先に…」
「待て余所見するなバカ！！」
イッカク達とは反対側に位置する場所で、もう一つの隠密チームも奇襲を受けていた。
それなりのガタイの割に俊敏な動きを見せる斧使い。
「誰一人ここを通すわけにはいかねえ…俺はギムルドラ…全員逃がさねぇ！！」
目を血走らせた男に、ハクガンたちは只ならぬ気配を感じた。
「…訳アリか？オイ」
「やめとけめんどくさいことになんぞ。作戦に集中だ」
宣言通り誰も通す気のない男に、全員腹を括ることにした。
それぞれの武器を持ち、攻撃に出る。
「ぶった切ってやるッ！！」
「こっちのセリフだ斧野郎！！」
「仲間を傷つけた罪は重いぞ！！！」
【斧使い・ギムルドラVSハートの海賊団一味 戦闘開始】
**
＿＿Law＿＿
「…一体どういうカラクリで動いてやがる」
作戦開始から数分。俺達三人は無事に毒霧の前へたどり着いた。
遠目からでも充分異常だと思ったが、いざ目の前に立つとますます不気味だ。
風とは逆方向に漂う霧。不自然すぎる。
島民の解放にしても、復讐にしても、これを操っている奴をぶっ飛ばすことが絶対条件だ。
どんな能力かは知らねえが、容赦しねェ。
「行くぞ、お前ら」
「「了解キャプテン！」」
Aに渡されたマスクを着け、俺たちは霧の中へと足を踏み入れた。
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凛月のさぶ。(プロフ) - Nakoさん» 返信遅れてすみません！コメントありがとうございます！良かったです！ぜひ楽しんでください😊 (7月1日 14時) (
レス) id: e8fb34f3b7 (このIDを非表示/違反報告)
Nako(プロフ) - すみません。見られました！ (7月1日 14時) (レス) id: ce50961c41 (このIDを非表示/違反報告)
Nako(プロフ) - 中編集がみらません。年齢制限の変更はどうやりますか？楽しくて何回も読んでいます😊 (7月1日 13時) (レス) id: ce50961c41 (このIDを非表示/違反報告)
凛月(プロフ) - aimerさん» レスを付け忘れていました…。また不明点などありましたらお気軽にお声がけ下さい！ (5月27日 23時) (レス) id: 80b1d18970 (このIDを非表示/違反報告)
凛月(プロフ) - コメントありがとうございます！中編集の方はアプリでは閲覧できませんので、ウェブから占ツクのサイトへアクセスして頂いて、それでも見つからない場合は設定から年齢制限の変更が必要になります。探して頂いてありがとうございます…中編集でお待ちしております。😊 (5月27日 23時) (レス) id: 80b1d18970 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛月
| 作成日時：2023年2月15日 1時
