溺愛組

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パソコンの隣にあるベッドに押し倒され私の上にはころんがいる。

『……なんで終了させたのっ？！』

ベッドに固定された手首を離すべく力いっぱいに上げようとするが勝ち目はなかった。

「Aが可愛かったから」

ペロッと首筋を舐められる。

『ッちょっと、舐めないで！』

「むり」

『むりじゃ、ない！』

「今日はする？てかシよ？」

『ダメ！今日は24時間生放送あるんでしょうが！』

そう言えば少し不貞腐れた顔になる。
そんな顔でもカッコイイのがころんで好きだ。

「…じゃ終わったらは？」

『考えとく』と照れ臭くて顔を背けたが、「こっちを見ろ」と顔を背けされてくれない。

「覚えとけよ」

短く軽く唇に当たる柔らかい感覚。この感覚は何回しても恥ずかしくて嬉しいものだ。

『ころん好き、愛してる』

「知ってる。僕も愛してるから」

『ふふ、私もそれ知ってる…うぉと』

体を起こされると思ったら不意に抱きしめられ頭を撫でられる。

『ねぇころんー、髪ボサボサになる』

「でも好きでしょ？」

『好きだけど、さ』

「ならいいじゃん、充電させてよ」

『…生放送までね』

「ん、りょーかい」

またゆっくりとベッドに押し倒された。

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