25話 ページ26
日が沈み始めたころ
俺達はさっきの選手を探していた
ユウマによると
名前はラガルート・カルロス
DFらしい・・・
その弟にボールを渡しに向かっていた
ユ「あ。居た居た！」
ユウマは弟のそばに駆け寄ってボールを渡した
「僕のボール！ありがとう！！」
ユ「どういたしまして！さっきキャッチしたんだけどね」
ユウマはそう言って笑っていた
ラ「な、何か用か？」
円「ロニージョに会いたいんだ。どこにいるか知らないか？」
ラ「さあな・・・」
鬼「さっきの男たちは何者だ？」
ラがルートはその質問に答えずに黙ってしまった
ユ「・・・アイツらはガルシルドの手下だろ？」
ラガルートは驚いてユウマの顔を見た
「兄ちゃん達がこんなに苦しい思いをしているのはガルシルドのせいなんだ！！！」
ユ「騙されたんだな？」
「うん・・・・」
ユウマの言う事は皆当たっているみたいでラガルートは下を向いたままだ
円「話してくれないか？」
ラガルートは俺達を見た後、話し始めた
ラ「ガルシルドは貧しくて困っていた俺達にサッカーをするお金や場所を提供してくれて、家族にも仕事を与えてくれた。でも、あいつの命令に逆らったり、試合でミスをしたら、厳しい罰を受けるようになって言ったんだ・・・」
土「なに！？」
鬼「家族にもか？」
俺が質問するとラガルートは頷いて答えた
鬼「・・・自分の作戦通りに完璧にこなすように要求され、ミスは許されない。だから選手への負担が大きい・・・か。ロニージョが負けてくれと頼んだのはそこにあるようだな」
ラ「すでに二人。オーバーワークで動けなくなったんだ。このままでは、サッカーが二度とできない奴が出てくる。でも、どうすることもできない」
基「ガルシルドは選手を道具としか思ってないのか・・・」
ユ「人質状態・・・・。まるで、どっかの誰かさんだな」
ユウマは俺の肩に手を置いて話した
鬼「それは昔の話だろ・・・」
ユ「はいはい。・・・なあ。なんとかならないのか？」
ラ「どうしろって言うんだ？逆らったらどうなるか・・・」
土「それは・・・」
土方は言葉を詰まらせた
するとユウマが前に進んだ
ユ「なんで、戦おうとしないんだ？」
ラ「え？」
ユ「“どうすることも出来ない”・・・そう言って逃げてるだけなんじゃないか？」
ラガルートはユウマを睨んだが弟を連れてその場を去って行った
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寧花（しずか）(プロフ) - 泉☆雫さん» お久しぶりです！！動画見て下さったんですか！？！？ありがとうございます！！！！！続き頑張りますO（≧▽≦）O (2015年9月19日 13時) (
レス) id: 4c8d86d4a1 (このIDを非表示/違反報告)
泉☆雫(プロフ) - お久しぶりです。youtubeの動画を見つけて、見に来ました。続き待ってますね！ (2015年9月15日 22時) (レス) id: 796d93f62b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：寧花（しずか） | 作成日時：2015年8月22日 15時
